夢に向かう道は、必ずしも明るく照らされているとは限りません。
薄暗い道もあるでしょう。
中には、真っ暗な道も存在します。
明かりが1つもない、何も見えない道です。
進もうとしている道が、本当に道なのかさえ、わかりません。
見えないと、対処できないと思うでしょう。
真っ暗な道は、進みようがないと思われます。
しかし、進むことができるのです。
真っ暗で何も見えないときは、手探りです。
手を前にやりながら、抜き足、差し足、忍び足で、ゆっくり進みます。
体全身の神経を研ぎ澄ませます。
感覚や勘を頼りにしながら、ゆっくり進んでいきましょう。
手探りをしていけば、たとえ真っ暗な道でも、危険ではありません。
進むスピードこそ、速くはありませんが、着実かつ安全に進めます。
できるだけ、そこら中を歩き回ってみましょう。
いろいろなところの可能性を、探ってみます。
しばらくすると、陰に隠れていたほのかな明かりを発見するでしょう。
次の新しい道が、明るく見えてくるのです。