遠くの人を幸せにしようとしていませんか。
もちろん遠くの人を幸せにすることも大切です。
大切な人が遠くにいて気にかけることがあるでしょう。
物理的に遠く離れていても、連絡を取り合ったり思い合ったりすることで、精神的な距離が近くなります。
相手を笑顔にして幸せにすることで心の結びつきが深まり、ますます関係が深まっていくでしょう。
もちろん遠くの人を幸せにすることも素晴らしいですが、ここでよくある落とし穴があります。
遠くの人ばかり幸せにして、近くの人を見落としていることが少なくありません。
無意識のうちに近くの人をスルーしていることが多い。
近くにいる人は普段から会っているので特別感がありません。
特別感がないと、価値やありがたみが感じにくくなります。
人間関係には「遠くの人は見えやすく、近くの人は見えにくい」という法則があります。
まつげのように「近すぎると見えない」という状況が起こります。
存在しているにもかかわらず、見えているのに見えない状態になってスルーしやすい傾向があります。
これはよくありません。
この順番を間違えると「人生の空振り」が増えてしまいます。
きちんと人付き合いを頑張っているのにうまくいかないことが増えるでしょう。
「遠くの人とは仲がいいのに、近くの人とは不仲」という真逆現象が起こるでしょう。
あなたのリソースは限られています。
時間もお金も体力も、無限にあるわけではなく有限です。
スムーズに人生を生きるためには、限られたリソースは上手に振り分けることが大切です。
幸せにする順番を間違えないでください。
遠くの人を幸せにするのも大切ですが、まず近くの人から幸せにしましょう。
遠くの人を幸せにするのもいいですが、まず近くの人から幸せにしましょう。
物理的な意味として近くにいる人のことであり、毎日あなたと顔を合わせる人たちです。
たとえば、学校の友人、職場の仲間、近所の人たちです。
もちろん近くに家族がいれば、家族も大切にします。
近くにいる人はあなたとの関わりが強い人たちです。
近くにいる人は実利に直結するため、実生活の向上につながります。
あなたとの関わりが強い人から幸せにするほうが正しい優先順位です。
近くにいる人を笑顔にするよう心がけていきましょう。
明るい声をかけたり、近状を報告し合ったりします。
特別な関係であれば、記念日にはプレゼントを贈ることも喜ばれるでしょう。
落ち込んでいるときは優しい言葉で元気づけたり、迷っているときは強い言葉で背中を押したりです。
行動に対する効果・効率が高まり、日々の幸福が高まります。
近くの人を見落とさないでください。
遠くの人を幸せにすることも大切ですが、まず近くの人から幸せにしましょう。
近くにいる人は、あなたの実生活に深く関わっている人ですから、忘れず怠らず幸せにしていくことが大切です。