相手は何やら面白そうな話を始めました。
にやにやしながら話していて「すごいオチがある」と言わんばかりの雰囲気です。
どんな結末になるのだろうと聞いていたところ、中途半端なオチで終わりました。
完全にスベっているわけではありませんが、だからといって大笑いするほどでもありません。
インパクトの小さいオチがあるものです。
ここでどうするかです。
中途半端なオチが一番困ります。
笑っていいのか真面目な顔をしていいのか迷うところ。
「え? それで終わりなの?」と思ってしまい、リアクションに困ってしまいます。
もちろん相手に悪気はありません。
中途半端なオチと思うところですが、ここでしらけると場が冷めてしまいます。
「こんなことで笑ってたまるか」と意地を張る必要はありません。
ここは、あなたのサービス精神が試されるところです。
話が中途半端なオチで終わったら、次はあなたの出番です。
あなたがするべきことはただひとつです。
きちんと笑うことです。
中途半端なオチでも、きちんと笑いましょう。
中途半端であっても、中途半端なりに面白いところがあったはずです。
面白いところがちょっとしかなくても、自分の中で大げさに解釈をして面白くします。
「中途半端だね!」という流れで笑うのもよし。
楽しいから笑うのではありません。
笑うから楽しくなります。
あなたが笑うことで「中途半端」が「完全」に変わります。
「中途半端なオチ+あなたの笑い=完全なオチ」です。
中途半端なオチは、あなたが笑うことで形が整い素晴らしくなります。
少なくともあなたを楽しませようと話してくれたのですから、その気持ちに報いることです。
相手は「場を盛り上げるために笑ってくれたのだな」とあなたの配慮に感謝してくれるでしょう。
何でも楽しめる人になることです。
中途半端なオチでもきちんと笑う人が、愛されます。