「かわいく見えますか」
「どれがかわいいでしょうか」
そんなセリフを口にしていませんか。
見え方の判断に自信がないと、つい人の意見を聞きたくなるもの。
自分の容姿に自信がないと、客観的な評価が欲しくなって、なおさら人に聞きたくなるでしょう。
もちろん大衆をターゲットにするのであれば、人に聞くのもわかります。
「モテるため」「人からの印象をよくするため」といった大衆目的があれば、客観的な評価が欠かせません。
人に聞いて、自分と世間の認識を一致させる必要があるでしょう。
しかし、大衆目的ではなくあくまで自分事であれば、人に聞くのはおかしなことです。
自分のかわいさは、あくまで自分事です。
自分事ですから、自分の価値観で判断するのが正解です。
かわいいかどうかを人に聞く必要はありません。
かわいいの基準や感じ方は、人によって違います。
「かわいい」と一言で言っても、その好みは人それぞれ。
ある人がかわいく感じることが、ほかの人にも同じに感じるとは限りません。
他人がかわいく感じることが、自分にとっては普通に感じることもあるでしょう。
かわいいかどうか人に聞く癖があると、自分の軸がぶれてしまいます。
人に聞くと、その意見に左右されてしまい、自分の本当の好みがわからなくなります。
自分らしさも追求できなくなります。
たとえば、ネイルアートです。
サンプルを眺めながら「どのネイルアートがかわいいかな」と迷うことがあるでしょう。
「どのデザインがかわいいですか」と人に聞くのはおかしなことです。
あくまで自分が決めるものであって、人に聞くものではありません。
自分がかわいいと思うデザインが正解です。
自分の爪に施すものなのですから、周りの評価は気にせず、自分がいいと思うデザインを基準にして考えることです。
ネイルアートに限りません。
メイクもファッションもヘアスタイルも、考え方は同じです。
かわいいは自己判断です。
かわいいの判断は、自分が決めるものです。
人から「変だよ」と言われても、自分がかわいいと思うなら、それが正解です。
色も形もデザインも、正解は自分の中にあります。
自分がかわいいと思えば、その感覚が正しいのです。
自分のかわいさを追求していくことが、自分の個性を追求していくことにつながります。