自分がバージョンアップしている実感を持ちましょう。
新しい本を読んだり映画を見たり旅をするたびに、あなたはどんどんバージョンアップしています。
錯覚ではなく、事実です。
そのことに気づいてください。
1冊の本を読んだとします。
新しい知識や知恵を吸収できれば「自分がワンランク、バージョンアップした」と考えましょう。
1本の映画を見たとします。
新しい物語に触れて世界観が広がったら「自分がワンランク、バージョンアップした」と考えましょう。
旅に出かけたとします。
初めての土地に行き、文化や人々に触れて心が大きくなったら「自分がワンランク、バージョンアップした」と考えましょう。
なにをするにも、自分がバージョンアップしている実感に変えてください。
何か新しいものに触れ、吸収するたびに、あなたはバージョンアップしています。
いわば、右肩上がりのグラフの状態です。
これが成長です。
自分がバージョンアップしていることに気づいて喜んでください。
達成感や満足感があると、気持ちがいいもの。
どんどん自分がバージョンアップしていく感覚があれば「調子がいいね」と笑顔になれます。
自分がバージョンアップしている感覚さえあれば、疲れも吹き飛びます。
疲れるどころか元気が出てきます。
前に進んでいる感があれば、自然とテンションも上がっていくので元気も出てきます。
「また本を読もう! また映画を見よう! また旅に出かけよう!」
努力をしたり時間をかけたりするのが楽しくなり、積極性の心が燃え上がってきます。
目がきらきら輝いて前に向かって進みたくなるのです。
バージョンアップした実感を持ちにくいときもあるでしょう。
「なかなかバージョンアップの実感を持てない。どうすればいいかわからない」
そんなときは、記録をつけるのがおすすめです。
読書なら「読書日記」をつけましょう。
映画なら「映画日記」をつけましょう。
旅なら「旅日記」をつけましょう。
簡単な箇条書きで十分です。
成長記録であると同時に、自分がバージョンアップした客観的な証拠です。
後から振り返ったとき「この本を読んだ」「こんな映画を見た」「ここを旅した」とわかって、自分の成長を実感できます。
記録に残せば、目に見える形になるので、テンションやモチベーションを保ちやすくなります。
「もっと記載が増やしたい!」という気持ちが湧いてきて、次の行動力にもつながります。
人生は新しいことで満ちています。
新しいことに満ちているということは、バージョンアップするチャンスにもあふれているということです。
これほどわくわくすることはありません。
だから、新しいことをするのです。
新しいことに触れる機会は、すべてバージョンアップができるチャンスです。
たくさん本を読み、たくさん映画を見て、いろんなところに旅行をしましょう。
自分がバージョンアップしている実感を持てば、達成感が得られます。
達成感は、やる気の燃料です。
気力がみなぎってくるので、また次に向かって頑張れるのです。