「時間が足りない!」
「もっと時間を作りたい」
そう思ったら、所有物の量を確認してみましょう。
自分の部屋や身の回りを確認です。
時間がないと悩む人には、余計な物を持ちすぎている傾向があります。
もちろん必要な物を持つのはいいのです。
必要な物は必要です。
自分の仕事に欠かせない道具なら、きちんと買いそろえたり、定期的にメンテナンスをしたりする必要があるでしょう。
しかし、必要ない物まで増やす必要はありません。
物を増やすことは、自分の時間が減るリスクにつながります。
物が増えるにつれて、散らかりやすくなります。
掃除や整理整頓にも時間がかかるようになります。
場合によっては、より広い部屋に引っ越しをしなければいけなくなるでしょう。
特に注意したいのは「念のため持っておこう」と思って持っている物です。
「これを持っていると便利そうだ」
「念のためにこれを持っておこう」
念のためのことまで考え始めると、いくら物があっても足りない気になるため、驚くほど物が増えます。
もはや部屋が倉庫になると言っても過言ではありません。
物が増えるにつれて、掃除や整理整頓の手間暇も増えます。
どんどん自分の時間が奪われるようになるのです。
必要ないものは処分しましょう。
使わないものから優先的に処分するとスムーズです。
物を増やすには限度があります。
物がたくさんあるのは便利と思いますが、余計なものを持っていても邪魔になるだけです。
必要なものは持つべきですが、必要性に疑問があるなら、持たないほうが賢明です。
読む予定のない本や雑誌も捨ててしまうのが一番。
1年以上使っていない服も、処分の対象です。
必要なときに借りれば済むものなら、わざわざ持っておく必要もありません。
必要になったら、そのときに買ったり借りたりすれば事足りるでしょう。
使うかわからないものも、思い切って処分してもいい。
迷うくらいなら、その程度の価値なのです。
処分に抵抗があるなら、リサイクルショップに持ち込む方法もあります。
自分が使わなくても、誰かが使ってくれるなら、物も喜ぶでしょう。
必要最小限にすると、部屋がすっきりして、心も明るくなります。
物が減るにつれて、部屋の中がすっきりします。
物を減らすことは、時間を増やすことにつながります。
物質的豊かさと精神的豊かさは、必ずしも比例していません。
物は少なくても、幸せになることはできます。
たくさん物を持っているより、たくさん時間を持っているほうが、豊かです。
物が減るにつれて、掃除や整理整頓の手間が減って、時間が増えるのです。