仕事の差は、どこで生まれるのか。
仕事の差は、100で十分のところを101まで仕上げるときに生まれます。
100で十分なら、100で終えるのが普通です。
100を越える仕事をしたところで、給料は変わりません。
無駄と感じる人もいるはずです。
余計な仕事をこなすと、余計な時間と労力もかかって疲れます。
なるべく疲れないためにも、余計な苦労はしたくありません。
「必要条件さえクリアできていればいい」と考える人もいるでしょう。
ぴったりで終わらせたほうが、スマートだと考える人もいるでしょう。
しかし、要求されたとおりに仕上げるだけでは、仕事の差がつきません。
要求されたとおりに仕上げるだけでは、普通のことを普通にしているだけです。
きちんと期待に応えていて問題ありませんが、それでは仕事の差がつかないのです。
大切なのは「小さな差」です。
100で十分であっても、あえて101まで仕上げましょう。
量であり、質であり、スピードです。
差はわずか1しかありませんが、この1が重要です。
わずか1とはいえ、それが「差」であることに変わりありません。
小さな差でも、プラスになっています。
こつこつ小さな差を続けていくことで、プラスが積み重なり、大きな差になります。
これが「相手の期待を上回る」ということです。
小さな差を積み重ねていくことで、向上が見られるから、進化も生まれます。
100で十分な仕事なら、101まで仕上げましょう。
余裕があれば、105や110に挑戦していきましょう。
上司から「やれ」と言われていなくても、率先して取り組むことです。
少しでも期待を越える仕事をすること。
「今の仕事は、明日の自分を作っている」と思うことです。
こつこつ小さな差を積み重ねていくことが、信用・信頼を勝ち取ることにつながります。
そして明日の成長につながるのです。