仕事ができる人になるには、どんな心がけが必要でしょうか。
その1つが「結論から話をする癖」です。
結論を後回しにしていませんか。
まず詳細を説明してから、説明していませんか。
もちろんプライベートなら、結論を後回しにする話し方も悪くないでしょう。
経緯から話をすることで、高揚感を演出でき、話を面白おかしくできるでしょう。
お笑い芸人のように、少しずつネタを小出しにして相手を楽しませるのもテクニックです。
わざとくどい話し方をして、相手をじらせるのも一興です。
プライベートであれば、結論を後回しにする話し方もありです。
しかし、ビジネスでは違います。
ビジネスでは、常に時間が大切です。
スピードこそ命。
スピードが速くて困ることはあっても、遅くて困ることはありません。
結論を後回しにすることは、結論がわかるまでに待ち時間が発生することになります。
相手は、結論を知るまで待たされることになり、もどかしく感じるでしょう。
詳細の説明から入って、結論を後回しにすると、長々しい印象を与えます。
話のわかりにくいコメンテーターのように、まどろっこしくなります。
聞いている人をいらいらさせ、話もわかりにくくなります。
いくら仕事のできる人でも、結論が後回しになっていると「この人はダメだ」と思われます。
結論を後回しにしていると「仕事のできない人」とレッテルを貼られてしまう可能性もあります。
ビジネスで常に「時間」を意識することが大切です。
ビジネスでは、結論から話す癖をつけましょう。
まず結論を話してから、詳しい内容を説明します。
結論から話すと、時間の節約につながり、相手に喜ばれます。
相手も頭を整理しやすくなって、話を理解してもらえます。
話し方もスマートになり、知的な印象にもつながります。
たとえ悪い報告であっても、結論から話をするのが正解です。
むしろ悪い報告こそ、結論から話すべきです。
悪い報告にもかかわらず結論を後回しにしていると、余計な誤解を生みます。
「言い訳をしている」「責任から逃げている」と思われ、上司をますます怒らせるでしょう。
結論から話ができれば、仕事のできる雰囲気ができます。
いったん結論を話す癖をつければ、結論から話さないと気持ち悪さを感じるようになるでしょう。
仕事のできる人になるには、結論から話をする癖が必要不可欠なのです。