「なかなか元気になれない……」
「いつも暗いことばかり考えてしまう……」
「私は心の病気ではないだろうか……」
元気が出なくて悩んでいませんか。
いつも暗いことばかり考えてしまっていて、つらい日々を送っている人もいるでしょう。
元気の出ない状態が深刻だと「心の病気ではないか」と疑ってしまいます。
元気のない人に共通していることがあります。
それは「うつむきがちの姿勢」です。
腰が曲がっていて、猫背になっています。
下を向いていて、道路の舗装や道ばたの草ばかりを見ています。
表情にも元気がなく、呼吸も浅くなっています。
見るからにいかにも「元気がなさそう」という姿勢になっている。
私たちの気持ちは、姿勢から影響を受けています。
下を向くと、自然と気持ちも下向きになり、ネガティブ思考になります。
うつむくと腰も曲がってしまい、元気のない姿勢になります。
うつむく姿勢になると「私は元気のない人間だ。性格の暗い人間だ」と、自己暗示をかけることになる。
元気のない姿勢になるので、本当に元気がなくなるのです。
元気が出ないからうつむくのではありません。
うつむくから元気が出ないのです。
元気を出したいなら、姿勢を改善しましょう。
元気を出したいなら、顔を上げましょう。
もちろん大げさに顔を上げる必要はなく、少し上げるだけで十分です。
顔を上げると、視線も上がります。
視線が上がると、明るい光が目に飛び込んできます。
そして美しい光景も目に飛び込んできやすくなる。
自然と姿勢もよくなり、体全体も上向きになります。
姿勢がよくなると「私は元気にあふれた人間だ。性格の明るい人間だ」と、自己暗示をかけることになります。
自然と前向きな気持ちになり、建設的な考えができるようになります。
結果として、元気が出てくるのです。
元気がなくてもいいので、とにかく顔を上げましょう。
どんなに元気がなくても、顔を上げるくらいならできるはずです。
たったこれだけと思いますが、これだけのことです。
嘘だと思うなら、今すぐ試してみるといいでしょう。
一瞬だけ上を向くのではなく、上を向く姿勢をしばらく続けてください。
上を向く姿勢を維持していると、じわじわ元気が出てくるようになってきます。
顔を上げながらにこにこ笑顔になれば、もはや元気が出ないほうが難しくなります。
顔を上げるだけで、元気が出るのです。