発想力を鍛えるトレーニングとして、持ち物に名前をつけましょう。
普通の名前をつけるのではありません。
ニックネームをつけるのです。
ニックネームとは、本名とは別につけた、親しみの呼び名です。
人にニックネームをつけることはあっても、持ち物にニックネームをつけることは少ないのではないでしょうか。
「カバン」「携帯電話」「ボールペン」といった一般名称をそのまま使っていることが多いはずです。
しかし、持ち物にニックネームをつけるのはおかしなことではありません。
むしろ普段から使っている持ち物だからこそ、ニックネームをつけたい。
ニックネームをつけることは、発想力を鍛えるトレーニングになります。
ニックネームをつけようとすると、さまざまな角度から持ち物を観察して、発想を膨らませることになります。
ニックネームの付け方は自由です。
色や形からイメージを膨らませるのもよし。
印象や雰囲気からイメージを膨らませるのもよし。
音の響きで決めてみるのも悪くありません。
自分の感性と直感を頼りに、ニックネームをつけてみましょう。
たとえば、愛用のカバンなら「ラブリー」というニックネームをつけてみる。
黒い携帯電話なら「クロロ」というニックネームをつけてみる。
丈夫なボールペンなら「エクスカリバー」というニックネームをつけてみる。
ニックネームは、生活の豊かさにもつながるポイントなので、時間をかけて考えてもかまいません。
自分の好みで自由につけてみましょう。
もちろん途中で違和感が出てきたら、別のニックネームに変えてみるのもOKです。
ニックネームをつけていくと、楽しみながら発想力を鍛えられるでしょう。
ニックネームをつけるメリットは、発想力を鍛えるトレーニングだけではありません。
愛着も湧きやすくなるメリットもあります。
友人をニックネームで呼び始めると、急に親しくなった経験はないでしょうか。
ニックネームで呼び始めると、心理的な距離感が縮まって、ますます親しくなりやすくなります。
人がそうであるように、物でも同じです。
持ち物をニックネームで呼ぶようになると、距離感が縮まって、愛着も湧きやすくなります。
発想力を鍛えられるだけでなく、愛着を高められるため、一石二鳥です。
さっそく、身の回りの持ち物からニックネームをつけていきましょう。
ニックネームをつけるだけで、日常生活がもっと豊かになります。
発想力を鍛える簡単な方法としておすすめです。