発想力を鍛えるトレーニングとして「創作活動」に取り組んでみましょう。
「創作活動なんてできない」
「センスも才能もない」
「上手にできる自信がない」
能力に自信がなく、反射的に「無理」と拒む人もいるはずです。
もちろん豊かな発想力があれば、創作活動もスムーズですが、発想力が弱くてもかまいません。
発想力が弱いとはいえ、ゼロではないはずです。
発想力が弱いなら弱いなりに、創作活動に取り組む意義があります。
創作活動に取り組むと、積極的に発想力を働かせることになります。
創作するとき、心のキャンパスに自由なイメージを描くでしょう。
「こんな世界はどうだろうか」
「こんな表現はどうだろうか」
「どんな言葉が適切だろうか」
創作活動は発想の連続で、頭も心も熱くなっていくでしょう。
最初は下手でも、だんだん慣れてくると、さまざまな発想がしやすくなります。
「そもそも表現したいことがない」
そう思っているなら、きっとそれは勘違いでしょう。
私たち人間は「心」のある生き物なのですから、何か表現したいことがあるはずです。
心の中にくすぶる感情や思いを、素直に表現するだけでいいのです。
いきなり創作活動に取り組んでOKです。
発想力があるから、創作活動をするのではありません。
創作活動をするから、発想力が鍛えられるのです。
創作活動そのものが、発想力を鍛えるトレーニングだからです。
発想力に自信がなくてもいいので、まず創作活動に取り組んでみることが大切です。
たとえば、文章を書くのが好きなら、まず短いコラムから挑戦してみます。
気づいたことや感じたことを、完結にわかりやすくまとめます。
書くのに慣れてくれば、長文に挑戦するといいでしょう。
自分で物語と登場人物を考え、本格的に小説を書いてみるのも悪くありません。
絵を描くのが得意なら、簡単なイラストから始めてみるといいでしょう。
慣れてくれば、絵画にステップアップしてみます。
漫画が得意なら、まず1コマ漫画・4コマ漫画から始めてみましょう。
慣れてくれば、本格的な漫画に挑戦するといいでしょう。
このほかにも、創作活動の種類は数多くあります。
心に描いたイメージを、現実世界に形として表現しましょう。
最初は取り組みやすいことから始めてみるといいでしょう。
評価や評判を気にせず、自分の好きなように作ることがポイントです。
「上手に作ること」ではなく「表現すること」ができれば十分です。
表現できると、心から喜べ、幸せを感じるでしょう。
ある程度形になって自信がつけば、一般に公開してみるといいでしょう。
ユーザーからのフィードバックが得られると、モチベーションにつながります。
発想力に自信がないからこそ、創作活動に取り組む価値があるのです。