仕事で難問に取り組んでいるとき、こう思いましょう。
「宝箱を開けようとしている瞬間だ」と。
物語形式のゲームといえば、ロールプレーイングゲームです。
ロールプレーイングゲームでは、物語の要所に宝箱があります。
宝箱には貴重な財宝が入っていますが、鍵がかかっていて、簡単には開かないのが定番です。
しかもその鍵がなかなか見つからなくて苦労します。
どこかに隠されていることもあれば、誰かにもらうこともあります。
あちこち必死で鍵を探し回り、苦労の末、ようやく鍵を手に入れます。
鍵を見つけるのに苦労した分だけ、宝箱を開けたときの感動はひとしおです。
貴重な財宝を手に入れ、今後の冒険が楽になるのです。
ロールプレーイングゲームの定番シーンですが、これは私たちの仕事でも同じです。
難問に取り組んでいるときは、宝箱を開けようとしている瞬間と考えてください。
難問は厄介で簡単に解決しませんが、問題解決の鍵となるヒントは必ずどこかにあります。
必死でヒントを探し回りましょう。
人に聞いてみる。
本やインターネットで調べてみる。
試行錯誤を繰り返して、自分で考え出してみる。
ヒントを見つけるために、あらゆる可能性を探り、あらゆる方法を試します。
しっかり探せば、いつかヒントを見つけられます。
ヒントを見つけるのに苦労した分だけ、難問が解決したときの感動はひとしおです。
難問を解決するには一苦労ですが、苦労した分だけ大きなものを手に入れられます。
難問を解決して得られるのは「スキルアップ」という宝物です。
スキルアップはキャリアアップにつながります。
難問を通してスキルが身につけば、今後の仕事も楽になります。
仕事は、難しいからいいのです。
難問は、いわば宝箱です。
宝箱を開けるつもりで、難問に取り組みましょう。
難問は、ヒントがあれば、簡単に解決します。
難問が難しければ難しいほど、解けると、価値の高いスキルアップが手に入ります。