「予定より遅くなった」
「予定を消化しきれなかった」
「仕事のノルマを達成できなかった」
スムーズに進めるために予定を立てますが、いざ仕事に着手すると、思うようにいかないことがあります。
急な体調不良でペースが遅くなることもあるでしょう。
思わぬ雑用が発生して、当初の予定が狂うこともあるでしょう。
せっかく立てた予定が思うように進まないと、心の中でストレスが生まれ、精神的消耗も増えます。
そんなときは「自分は予定が狂った!」「こんなはずではなかった」といらいらすることが多いのではないでしょうか。
「情けない」と自分の未熟な自己管理能力を責めることもあるでしょう。
予定どおりに進められなかったため、自己嫌悪になることもあるでしょう。
しかし、思うように予定が進まない日は、あっていいのです。
予定は、あくまで予定です。
人生では、思うように予定が進まないことはよくあること。
不自然なことでもなければ、悪いことでもありません。
こうしたとき、ぜひ取り入れたい考え方があります。
思うように予定が進まなかった日は「想定外を楽しんだ1日」と考えましょう。
「楽しんだ」と考えるのがポイントです。
思うように予定が進まなくても、楽しむことができればOK。
楽しむことさえできれば、想定外を面白く感じることができ、充実に変わります。
わずかな遅延や小さな変更に、いちいち腹を立てないことです。
予定より少し遅くなったとしても、全体で考えれば、誤差にすぎません。
予定どおりに進まなかった日があれば、予定以上に進む日もあるはずです。
今日は少し調子が悪かっただけ。
別の日は、調子がよいこともあるはずです。
「予定どおりに進めばラッキー」と思うくらいでちょうどいい。
くよくよせず、前向きに捉えましょう。
「仕方ないよね」
「別に悪いことではない」
「そういう日もあるよね」
自分に優しい言葉を語りかければ、ストレスが減り、気持ちも奮い立ってきます。
思いどおりに予定が進まなかったとはいえ、少なくとも仕事が前に進んだのですから十分です。
たった1歩でも前に進んでいれば、立派な前進です。
思うように予定が進まなかった日は「想定外を楽しんだ1日」と考えることで、平穏な心を取り戻せるのです。