クリーニングに出そうか迷う場面があります。
たとえば、一度着用したが、まだ十分きれいな状態のときです。
着用時間が短いときもあるでしょう。
しわもなく、目立った傷もない。
汚れているわけでもなければ、におっているわけでもない。
しわ・汚れ・においが目立つなら、迷わずクリーニングに出しますが、特に目立った変化がなければ迷います。
「まだ着ることができそうだ」と思う。
迷う気持ちを加速させるのは、クリーニング費用です。
クリーニング費用のことを考えると「お金がもったいない」という気持ちが湧いて、ますます迷います。
「クリーニングに出そうかな。でも、まだ十分きれいだからこのままでも問題はなさそう。どうしようか」
クリーニングに出そうか迷ってしまうのです。
しかし、結論から言うと、クリーニングに出そうか迷ったら、出したほうがいい。
クリーニングに出そうか迷うということは「不安要素がある」と言えるでしょう。
服の状態を、見た目だけで判断するのは要注意です。
見た目はきれいであっても、汗や垢が布の繊維の深くに染み込んでいます。
今は大丈夫でも、放置してしばらく時間が経つと悪影響が出てきます。
布の奥で菌が繁殖して、黄ばみやにおいの原因を作ります。
あまり長時間放置していると、繊維を損ねたり変色を促したりして、クリーニングで取れない場合があるのです。
ですから、クリーニングに出そうか迷ったら、出しておくのがいいでしょう。
大事な服や高価な服なら、なおさらです。
服を大事にすることで、服の寿命も長くなります。
クリーニングに出すと、清潔感と安心感があります。
クリーニング代は「気持ちよい気分になるための費用」と思えばいいでしょう。
クリーニングに出した直後の服を着ると、清潔感のあるにおいも漂い、テンションも高くなります。
のりの利いたシャツに腕を通すと、新鮮な気持ちになります。
すがすがしい気持ちになると、ビジネスもプライベートもスムーズになります。