大型連休があれば、バカンスで旅行に行くことがあるでしょう。
旅行となれば、わくわくした気持ちが止まらず「しっかり遊ぼう」「思いきりはじけよう」と気合が入ります。
少しお金はかかりますが、貴重な機会なので存分にチャンスを生かすことが大切です。
バカンスの定番は、やはり旅行でしょう。
国内旅行で、大自然のある場所に行き、たっぷり癒されることもあるでしょう。
海外旅行で、新鮮な文化や価値観に触れたり有名観光地を回ったりして、充実した時間を送ることもあるでしょう。
さて、旅行といえば「どこに行くか」という点に注意が向きがちです。
行き先を決めなければ、旅行のしようがありません。
「旅行できるならどこでもいい」と思う人もいるかもしれませんが、要注意です。
安易で適当な選び方をすると、せっかくの旅行が期待外れで終わることがあるからです。
疲れているときに、わざわざ人混みの多い場所に行くのは、ストレスがかかるでしょう。
夏に暑い場所へ行ったり、冬に寒い場所へ行ったりするのもいいですが、気分転換の効果が半減するでしょう。
海に興味がない人が、ビーチやマリンスポーツの多い場所に行っても、感動が小さいかもしれません。
気分転換やリフレッシュが目的ですから、期待外れが多くなると、バカンスの意味がありません。
旅行で大切なのは、まず目的です。
つまり、どこに行くかより、どれだけ楽しめるかです。
最初に旅行の目的を決めて、目的に合った旅行先を決めるのがお勧めです。
癒やされたいなら、自然が豊かな土地のある場所がいいでしょう。
芸術に触れたいなら、美術館や博物館など芸術の集まる場所がいいでしょう。
たっぷりマリンスポーツを楽しみたいなら、きれいな海や美しいビーチで定評の場所がいいでしょう。
買い物を楽しみたいなら、デパートやショッピングモールの多い旅行先がいいでしょう。
楽しんでこそ旅行であり、バカンスです。
「どれだけ楽しめるか」という点で旅行の行き先や過ごし方を考えると、バカンスがより有意義になります。
英気を養う時間になり、印象深い思い出にもなるでしょう。
結果として、質の高い時間を送ることができるのです。