自慢をするのはNGです。
自分に優れた能力があれば、ひけらかしたくなるでしょう。
大きな功績を挙げれば、誰かに自慢したくなるでしょう。
もちろん高い能力や大きな功績があるのは素晴らしいことですが、露骨に自慢するのは注意が必要です。
「自分はこんなに偉い!」
「自分はこんなにすごい!」
「自分はこんなに素晴らしい人間だ!」
露骨に自慢すると、相手は困った表情をするでしょう。
自慢話は、少しうるさくも感じます。
相手は見下されている気持ちになって、不快感を持つかもしれません。
本当の成功者は自慢をしません。
能力も功績も見せようとせず、むしろ謙虚に振る舞います。
謙虚に振る舞うから、ますます品格が磨かれ、成功者らしくなります。
自慢をしたくても、心で思うだけにして、露骨な主張は避けたほうがいいでしょう。
では、自慢に関することはすべてNGかというと、そうではありません。
自慢をするのはNGですが、自慢を聞くのはOKです。
人の自慢なら、いくら聞いても構いません。
自慢をすることは、相手にとって快感です。
自尊心が高まり、満足ができるでしょう。
人から自慢されても、いらいらしないことです。
自慢をされても、むっとするのではなく、にこにこしながら聞きましょう。
自慢とはいえ、相手の話を聞くのは、相手を肯定しながら受け入れることになります。
上手に相槌を打ちながら「すごいですね」「さすがですね」「羨ましい」と言えばいいでしょう。
嘘であってもお世辞であっても、相手は悪い気はしないはずです。
危害があるわけでもなければ、お金を取られるわけでもありません。
うんうんうなずきながら好意的に聞くほうが、自分のためになります。
「自分の生き方に役立つ情報はないだろうか」と考えながら聞けば、好意的に聞きやすくなります。
自慢を聞くにつれて、相手はどんどん機嫌がよくなり、明るくなっていくでしょう。
そして快く自慢を受け入れるあなたにも、好印象を持つのです。