「仲直り」というテーマに「本音」は大いに関係があります。
仲が直るのは、お互いが初めて理解し合ったときです。
お互いの心や考えがもやもやしたままでは、本当の仲直りとは言えませんよね。
仲直りとは、お互いが本当に理解し合って初めて成り立つことだからです。
意思の疎通や相手の理解なしに、仲直りはあり得ません。
相手を理解することは仲直りにつながり、また自分の本当の意見を言うことも仲直りにつながります。
こちらが本音で話すと、相手も本音で話し始めてくれます。
本音で話し合うともっと仲が悪くなりそうですが、不思議なことに逆に仲直りができてしまいます。
「相手が何を考えているのかわからない」
「はっきり答えてくれない」
「うまく話をそらされている」
「考えがいまひとつ理解できない」
このように本音ではなく責任逃れをした会話をしているときに、仲が悪くなってしまうものなのです。
本音で話し合えば、思ったよりあっさり仲を取り戻します。
裁判では「示談」という解決方法があります。
裁判官が善悪の決着をつけるのではなく、お互いが話し合って解決するということです。
話し合いも立派な解決方法の1つであり、仲直りの基本となります。
ポイントは「本音で話し合うこと」です。
あなたがいつまで経っても仲直りができなければ、本音で話し合っていないからではないでしょうか。
きちんと本音をぶつけないと、本当の解決には結びつかないのです。