仲直りのキーポイントは「謝ること」です。
謝るだけで仲直りができてしまいます。
コツも何もありません。
ただ仲たがいしているということは、当然に原因が考えられますよね。
お互いのすれ違いが起こってしまった原因は大きく分けて次の3つが考えられます。
3つも種類を挙げておくと、それぞれに謝り方や仲直りの仕方が考えられそうです。
わざわざ3つも挙げたのは、3つの種類があっても仲直りは「謝ること」1つだけということを強調したかったからです。
喧嘩の種類はいろいろとありますが、仲直りの手段は謝ることしかありません。
原因が何であろうと、悪くなくても謝りましょう。
もちろん自分が悪いときには謝る必要が出てきますが、逆に自分が悪くないときでさえも謝るようにするのです。
「悪くないのに謝る必要などない」という声が聞こえてきそうですね。
しかし、そうしないといつまで経っても仲直りができないのです。
自分が悪くないのに謝ることは、たしかに理不尽なことです。
悪い人がふんぞり返り、悪くない人が謝るのはとても理解できないことでしょう。
しかし、どんな人間関係であろうと、摩擦があるというのはお互いにとってつらいのです。
同じ仕事をしていれば、毎日顔を合わさなければなりません。
同じクラスの人となら、毎日会うことになります。
そのたびにお互いの摩擦でいらいらし合っていては、お互いに疲れます。
仲が悪いままの状態は精神的に疲れてしまうのです。
そのうえ、仲直りをしなければ、その人との人間関係は終わります。
仲が悪くてそれで人間関係が終わってしまうくらいなら、悪くなくても謝って仲直りしておくほうが、友人関係が長く続くのです。
憎まれることのない人間関係が一番です。
火は大きくなればなるほど、消すことが難しくなります。
まだ火の小さい初期の段階で謝るほうが、仲直りがしやすく火も消しやすいのです。