どんな人間でも、必ず喧嘩をします。
いろいろな人たちがいる世の中ですから、意見や考え方がぶつからないことはあり得ません。
たくさんの人がいるということは、それだけたくさんの考え方や価値観があるということです。
もちろんそれらは異なっていますから、お互いが対立し合うこともあります。
友人関係においても、どんなに仲がよくてもやはり仲たがいしてしまうことがあります。
そんなときには、仲直りが必要です。
喧嘩を喧嘩のままで終わらせるのは、簡単なことです。
しかし、それでは、いつまで経っても本当に仲のいい友人を作ることはできません。
本当に仲のいい友人とは、必ず一度は喧嘩をすることになります。
もっと仲を深めるために、神様から与えられた試練の1つです。
「ここを乗り越えられれば、もっと仲良くなれる。仲のいい友人ができるかチャンスを与えよう。これを生かすかどうかは君次第だ」
このように、試練がやってくるのです。
では、仲直りするためにはどうすればいいのでしょうか。
仲直りをする方法は1つしかありません。
「謝ること」です。
当たり前のことですが、これ以外の手段はありません。
いま一度、この基本に戻ってください。
どんなに難しく複雑ないざこざや喧嘩でも、仲直りする基本は謝ることです。
謝ることなしで、仲直りはあり得ないと思ってください。
仲直りをすることを言い換えれば謝ることであり、謝ることはつまり仲直りをするということです。
謝ることができるだけで、ほとんどの喧嘩は解決に向かい、お互いのいらいらも鎮まります。
このように考えると、仲直りの方法はシンプルなのです。
謝ることさえできれば、仲直りのコツはもうここで終わりといっても過言ではないのです。