楽しい人は、褒めるのが上手です。
話をするときは、褒める習慣を身につけましょう。
もちろん褒めることはなくても、楽しい会話はできます。
普通に面白いネタを紹介したり、にこにこしながら話したりするだけでも、会話は十分盛り上げていけるでしょう。
普通ににこにこしているだけでも、楽しい雰囲気が出るでしょう。
しかし、やはり積極的に褒めていくほうが、もっと楽しい会話にできます。
相手の良い点を見つけたら、褒めるチャンスです。
すかさず笑顔で褒めていきましょう。
「かわいいですね」
「肌がきれいですね」
「おしゃれなバッグですね」
褒める点は、外見だけではありません。
相手の内面も褒めていきたい。
「努力家ですね」
「経験が豊富なのですね」
「体力がすごいですね」
誰でも褒められると、嬉しいもの。
褒められると、自分の存在価値が認められた気がして、嬉しくなります。
褒めると相手をよい気分にさせることができます。
わざとらしく褒めるのではなく、あくまで自然な感じで褒めることがポイントです。
どんな人にも、1つは良いところがあります。
必ず褒めるところがある前提で探せば、意外とすぐ早く見つかります。
「この人にはどんな良いところがあるかな」とわくわくしながら相手と接すると、きっとすぐ見つかるでしょう。
褒めるといえば「優れた長所や素晴らしい美点でなければいけない」と思われがちですが、誤解です。
素晴らしいところではなくても、よいと思うところで十分。
たとえば、平均点を少しでも上回る点を取ったなら「すごい」と褒めることができるでしょう。
仕事のスピードが少し速いときでも「すごい」と褒めることができます。
相手の様子をきちんと見れば、褒めるべき点はたくさん見つかるはずです。
褒める対象は、相手の外見や内面ではありません。
相手のことに関するすべてが、褒める対象です。
「すてきだな」「すごいな」と思ったところだけでなく「いいな」「羨ましい」と思うことも、褒める対象です。
たとえば、相手の住んでいる場所を聞いたとします。
便利な立地に住んでいるなら「いいところに住んでいますね」と褒めることができるでしょう。
また、相手が波瀾万丈の人生を送っているとします。
たとえ不幸な事実があったとしても「経験が豊富なのですね」と褒めることもできるでしょう。
見方や発想を変えれば、ネガティブでもポジティブに褒めていくことが可能です。
褒めるときは、やはり意識することが大切です。
偶然褒める点を見つけることもありますが、やはり褒めようと意識しているほうが見つけやすくなります。
人と接するときは「何か褒めることはないだろうか」と意識する癖をつけておきましょう。
あなたが発する言葉は、人を幸せにする力があります。
褒めて、褒めて、褒めまくる。
相手を喜ばせる気持ちになって、どんどん褒めていきましょう。
会話が褒め言葉から始まると、後に続く話も楽しくできます。
褒め上手になるにつれて、楽しい人になっていけるのです。