喧嘩をしても、できるだけ普段と同じ態度で接するようにしましょう。
喧嘩の後なら、心理的な抵抗感や嫌悪感が強く、普段と同じに接するのは難しいかもしれません。
あまり話したくないので、口数が減るでしょう。
顔を見たくないので、目を合わせなくなるでしょう。
相手と会いたくないので、避けるようになるでしょう。
喧嘩の後は、しばらくぴりぴりした雰囲気が漂い、普段と違った態度になるのも当然です。
しかし、嫌がる態度が露骨だと、喧嘩を引きずっていることが目立ちます。
「近寄らないでください」「まだ怒っています」「絶対許さない」という暗黙のメッセージを発してしまいます。
近寄りがたい雰囲気が出ると、相手は接し方に戸惑います。
嫌がる態度を見せたところで、いいことはなく、相手と距離ができるだけ。
相手は仲直りがしたくても、あなたが嫌がる態度を見せると、仲直りの機会を失うのです。
早く仲直りをしたいなら、喧嘩の後でも、普段と同じ態度で接するようにしましょう。
完全に同じ態度は難しくても、できるだけ同じ態度を心がけることならできるはずです。
口数は減らさず、いつもどおり話をします。
顔をそらさず、きちんと相手の目を見ます。
特別避けることもなく、いつもどおり接します。
「喧嘩のことはすっかり忘れた」と言わんばかりの態度で接します。
抵抗感や嫌悪感があって難しいかもしれませんが、できるだけ心がけてみてください。
実際はまだ怒っていても、表向きは気にしていない態度を見せることが大切です。
できるだけ普段と同じ態度で接すると、緊張感を和らげることができます。
あなたが普段と同じ態度なら、相手もあなたに接しやすくなります。
喧嘩の余韻が小さければ小さいほど、相手は素直に「ごめんね」と謝りやすくなります。