仲直りでは、時には手紙も有効です。
口頭では、気持ちのぶつけあいになるばかりで、まともな仲直りが難しいこともあるでしょう。
会って話す手段だけにこだわらず、場合によっては手紙という手段も選択肢に入れてください。
家出をされたり面会拒否をされたりなど、会って話をするのが難しい場面にも有効な手段です。
手紙は、相手の都合のいい時間に読んでもらえるメリットもあります。
手紙は、ゆっくり言葉を選びながら書けるため、自分に合っている人もいるでしょう。
自分の思いや気持ちを、しっかり書きつづります。
自分が悪かったこと、喧嘩をして後悔していること、仲直りをしたいこと。
伝えたい気持ちを余すところなく伝えられるよう、しっかり書きます。
特に大切なのは「たっぷり書く」という点です。
便せん1枚でもいいのですが、できれば3枚以上になるよう、たっぷり書いてみましょう。
本気で仲直りをしたいなら、便せん3枚くらいは、意外とすぐ書けるはずです。
もちろん印刷ではなく、手書きが必須です。
自分が思っている気持ちを、包み隠さず、すべて伝えるよう書きつづってみます。
書いて、書いて、書きまくる。
少し文章が変になっても気にしません。
余裕があれば、5枚でも10枚でもかまいません。
量さえ多ければいいわけではありませんが、大量の文字を通して、本気で仲直りをしたい気持ちだけは伝わるでしょう。
自分のところに分厚い手紙が送られてくれば、量に圧倒されるでしょう。
いくら相手が怒っていても「これだけ反省しているなら仲直りをしないといけない」という気持ちになるはずです。
現代社会は、すっかりデジタルの時代です。
情報のやりとりはデジタルが多い昨今ですが、こんな時代だからこそ、アナログの手段が効果的です。
普段手紙を書かない人でも、ぜひ挑戦してみてください。
普段手紙を書かない人のほうが、意外性があって、ますます相手の心を動かしやすくなるはずです。