結婚して夫婦になると、家族行事があります。
パートナーの誕生会だけではありません。
祖父・祖母の誕生会。
母の日や父の日。
子どもがいれば、七五三やひな祭り。
就学年齢の子どもなら、入学祝いや卒業祝い。
お盆には、お墓参り。
年末には、クリスマス。
お正月には、挨拶回り。
家族行事が終わっては、また次の家族行事が始まります。
「家族行事の連続」と言っても過言ではありません。
「疲れるな。もう嫌だ」と思い、のんびりする時間も、振り返る時間もない。
結婚して夫婦になると、多忙な日々に振り回されるのではないでしょうか。
しかし、家族行事は忙しくていいのです。
忙しいほうが、よい思い出になるからです。
そのときは慌ただしい時間を送り、印象も思い出も何も残っていないように思えますが誤解です。
忙しい時間は、見方を変えると、集中できている時間とも言えます。
後になって振り返ると「濃い時間だった」「よい時間だった」と懐かしく思うに違いありません。
学生時代のころを思い出してください。
体育祭や文化祭の準備で大忙しであっても、思い出深く残っているのではないでしょうか。
忙しいときは、何も記憶に残っていないようでも、実際はよく記憶に残っています。
むしろ忘れられない思い出になっているほどです。
体育祭や文化祭の準備がそうであるように、家族行事も同じです。
忙しいほど、よい思い出になります。
忙しくて大いに結構。
きちんと対応してしっかり乗り越えれば、大きな達成感を味わえるでしょう。
そして後には、印象深い思い出が残っているのです。