執筆者:水口貴博

あがり症対策に役立つ30の基本知識

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緊張で汗をかきやすい体質についての考え方。

緊張で汗をかきやすい体質についての考え方。 | あがり症対策に役立つ30の基本知識

緊張で汗をかきやすい体質の人がいます。

汗をかく場所には個人差があります。

顔に汗をかく人。

脇に汗をかく人。

胸に汗をかく人。

少し緊張しただけで大量の汗をかく人もいるでしょう。

汗をかくとシャツが透けやすくなり、恥ずかしく感じる人もいるのではないでしょうか。

さて、緊張で汗をかきやすい体質について考え方があります。

まず緊張で汗をかきやすい体質を恨んだり憎んだりするのはよくありません。

体質を恨んだり憎んだりすると、ますます自己嫌悪やストレスがエスカレートして、汗をかきやすい体質が悪化します。

では、どう考えるか。

最もスマートな考え方は「個性」です。

「これも私の個性」と考えましょう。

あらためて考えると、緊張で汗をかいても何も悪いことではありません。

他人に迷惑をかけることでもなければ、著しく生活に支障が出るわけでもありません。

汗をふく手間が増えるくらいでしょう。

「緊張くらいで汗をかくなんてかわいい」と考える余裕を持ってみませんか。

「緊張で汗をかくのはかっこ悪い」と考えるのは誤解です。

世の中には緊張で汗をかく人に「チャーミング」と好感を持つ人もいます。

「緊張で汗をかくのは情けない」と考えるのも誤解です。

緊張で汗をかいている人を「一生懸命頑張っている」と評価する人もいます。

汗をかきやすい体質を個性として受け入れたほうが、緊張と上手に付き合えます。

前向きに自分らしさを受け止められるので、気持ちも楽になるのです。

あがり症対策に役立つ基本知識(20)
  • 緊張したら汗をかきやすい体質は「個性」と考える。
あがり症という短所は、面接でどう説明すればいいのか。

あがり症対策に役立つ30の基本知識

  1. あがり症とは何か。
  2. あがり症になるメカニズム。
  3. あがり症をチェックしよう。
    あがり症によく見られる15の特徴。
  4. あがり症を引き起こす5大原因。
  5. あがり症になりやすい7つの性格。
  6. あがり症になりにくい3つの性格。
  7. あがり症は遺伝なのか。
  8. あがり症は病気なのか。
  9. あがり症を治す薬はあるのか。
  10. あがり症の代表的な3種類の治療法。
  11. あがり症の原因は2つある。
    「人前で話す技術の不足」「上手に話す技術の不足」。
  12. 発表のお手本を見つけて、参考にしよう。
  13. 練習によって自信をつけることが、緊張に強くなる王道。
  14. 「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えない。
  15. 慣れに才能は必要ない。
    慣れは、すべての人に備わっている能力。
    必要なのは、練習量のみ。
  16. いつの間にかあがり症が治っていた事例もある。
    自然とあがり症が治る事例の共通点とは。
  17. 場数を踏むだけであがり症が治らない2つの原因とは。
  18. 時間は、短く区切るだけで、時間感覚も変わる。
  19. 緊張して寝られないときの2つの対処法。
  20. 緊張で汗をかきやすい体質についての考え方。
  21. あがり症という短所は、面接でどう説明すればいいのか。
  22. あがり症は、あなたのチャームポイント。
  23. あがり症は、短所ではなく長所。
    素晴らしい可能性が秘められている。
  24. もともとメンタルが弱いから、鍛えても無駄と思わないこと。
    鍛えたことがないからこそ、挑戦する価値がある。
  25. 大切なのは、緊張しないことではなく、結果を出すこと。
    緊張しても、結果を出せればOK。
  26. 発表に失敗したときの人生への悪影響を考えてみる。
  27. 病院は、病気になってから行くところではなく、悩んでいるときに行くところ。
    心療内科で診察を受けてみよう。
  28. あがり症は、大人になっても克服できるのか。
  29. 緊張による下痢は、過敏性腸症候群の可能性を疑う。
  30. 被害妄想が重度の場合、統合失調症の可能性を疑う。

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