「スピーチで失敗したら大変だ」
「プレゼンでミスをしたら大変なことになる」
人前で話すとき、やはり恐れるのは失敗です。
言い間違える。
どもってしまう。
恥をかいてしまう。
ミスや失敗を想像すると、ますます恐怖心も強くなります。
しかし、失敗すると大変なことになるのは、本当でしょうか。
自分が失敗したときの人生への悪影響を考えてみてください。
「一時的な悪影響」ではなく、あくまで「人生への悪影響」です。
恥をかくことはあっても、大けがをするわけではありません。
笑われるかもしれませんが、家族や友人を失うわけではありません。
少し評価は落ちるかもしれませんが、借金を背負うわけではありません。
寿命が縮みそうな気がするかもしれませんが、本当に寿命が縮むわけではありません。
最悪の状況を想定したとしても、命までは取られません。
失敗したときのリスクを再確認すると、人生への悪影響がないことに気づくはずです。
あったとしても「泣いて済む程度」「笑って済む程度」ではないでしょうか。
失敗したとしても、人生のよい思い出になります。
成功してもよし。
失敗してもよし。
人生に悪影響がないのですから、あまり難しく考えすぎず、気楽にいきましょう。
悩みすぎていることに気づきましょう。
妄想が膨らみすぎていることに気づくだけでいいのです。
人生に悪影響がないとわかるだけで、気持ちが楽になります。
肩の力を抜いてリラックスしたほうが、ますます緊張がほぐれます。