執筆者:水口貴博

あがり症対策に役立つ30の基本知識

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あがり症とは何か。

あがり症とは何か。 | あがり症対策に役立つ30の基本知識

あがり症とは何でしょうか。

あがり症の克服も大切ですが、まずあがり症の意味について確認しましょう。

人前に立ったとき緊張する性格のことをあがり症と考えている人もいるようですが、そうではありません。

人前で話すなら、誰もが緊張するのが普通です。

緊張そのものは、人の正常な反応。

程度に差はあるものの、緊張によって汗をかいたり体が震えたりするのも普通です。

では、あがり症とは、どういう状態のことなのか。

あがり症とは「人前で極度に緊張しやすい性格であること」をいいます。

普通に緊張する程度なら、あがり症とは呼びません。

あくまで極度に緊張しやすい性格を限定した呼び方と考えるのが適切です。

注意したいのは「医学用語ではない」という点です。

重度のあがり症は「社会不安障害」と呼ばれることもありますが、あがり症という言葉は、医学用語ではなく俗称です。

そのため「あがり症」という言葉が載っている辞書もあれば、載っていない辞書もあり、さまざまです。

あがり症の現れ方も、人によって差があります。

大量の汗は出るが腹痛はない人もいれば、腹痛はあるが汗は出ない人もいます。

あがり症は、性格上の問題と考えがちですが、それは誤解です。

あくまで人前で極度に緊張しやすい性格のことであり、工夫や努力によって改善が可能です。

軽微なあがり症なら、個人の努力でも工夫によって改善が期待できます。

完全にあがり症を治すのは難しくても、程度を抑えることなら今からでも取り組めます。

あがり症を克服するには、予防や改善に向けた積極的な取り組みが大切です。

あがり症対策に役立つ基本知識(1)
  • あがり症の意味を把握する。
あがり症になるメカニズム。

あがり症対策に役立つ30の基本知識

  1. あがり症とは何か。
  2. あがり症になるメカニズム。
  3. あがり症をチェックしよう。
    あがり症によく見られる15の特徴。
  4. あがり症を引き起こす5大原因。
  5. あがり症になりやすい7つの性格。
  6. あがり症になりにくい3つの性格。
  7. あがり症は遺伝なのか。
  8. あがり症は病気なのか。
  9. あがり症を治す薬はあるのか。
  10. あがり症の代表的な3種類の治療法。
  11. あがり症の原因は2つある。
    「人前で話す技術の不足」「上手に話す技術の不足」。
  12. 発表のお手本を見つけて、参考にしよう。
  13. 練習によって自信をつけることが、緊張に強くなる王道。
  14. 「自分はできる」と信じることを、練習をサボることと一緒に考えない。
  15. 慣れに才能は必要ない。
    慣れは、すべての人に備わっている能力。
    必要なのは、練習量のみ。
  16. いつの間にかあがり症が治っていた事例もある。
    自然とあがり症が治る事例の共通点とは。
  17. 場数を踏むだけであがり症が治らない2つの原因とは。
  18. 時間は、短く区切るだけで、時間感覚も変わる。
  19. 緊張して寝られないときの2つの対処法。
  20. 緊張で汗をかきやすい体質についての考え方。
  21. あがり症という短所は、面接でどう説明すればいいのか。
  22. あがり症は、あなたのチャームポイント。
  23. あがり症は、短所ではなく長所。
    素晴らしい可能性が秘められている。
  24. もともとメンタルが弱いから、鍛えても無駄と思わないこと。
    鍛えたことがないからこそ、挑戦する価値がある。
  25. 大切なのは、緊張しないことではなく、結果を出すこと。
    緊張しても、結果を出せればOK。
  26. 発表に失敗したときの人生への悪影響を考えてみる。
  27. 病院は、病気になってから行くところではなく、悩んでいるときに行くところ。
    心療内科で診察を受けてみよう。
  28. あがり症は、大人になっても克服できるのか。
  29. 緊張による下痢は、過敏性腸症候群の可能性を疑う。
  30. 被害妄想が重度の場合、統合失調症の可能性を疑う。

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