あがり症は、性格が影響している部分があります。
次の7つの性格は、普通の人よりあがり症になりやすい傾向があります。
あがり症を確認するときの目安としてください。
何事も完璧にこなそうとする完璧主義は、あがり症の大敵です。
1つの間違いもなく、パーフェクトに進めようとする心がけは立派ですが、そのプレッシャーがかえって緊張を高めます。
完璧主義の人は「完璧にしないことが完璧」という考え方を身につけると、気持ちが楽になるでしょう。
細かいところまで配慮して念入りなのは、素晴らしい性格の1つです。
普通の人が気にしないことまでいちいち気に病む性格がある分、ストレスも増え、緊張を高めます。
細かいことまで注意を向けて心配する性格は、あがり症にもなりやすい傾向があります。
たとえスピーチやプレゼンが問題なく進んでいたとしても、心配性の人は「本当に大丈夫だろうか」と余計な心配をします。
問題がなくても問題があるように妄想するため、自分で余計な緊張を増やします。
自分から進んで物事をしようとせず、何事も引っ込みがちな性格は、緊張を高めやすくなります。
消極的な心では、メンタルが弱い状態のため、小さな緊張でも強く感じやすくなります。
もともと小さなことでも恥ずかしく思う性格の人は、緊張にも敏感であるため、あがり症に発展しやすくなります。
自分は「恥ずかしがり屋」と思い込みがあると、ますます恥ずかしがる性格が悪化します。
実際のところ、恥ずかしがる原因の多くは、自意識過剰が関係している場合が目立ちます。
自意識過剰を改善することで、恥ずかしがる性格も同時に改善される可能性があります。
もともと気が弱く、引っ込みがちな性格の人は、あがり症になりやすい傾向があります。
思ったことを言うのが苦手なら、人前ではさらに大きなプレッシャーを感じます。
気持ちを態度に表現するのが苦手だと、スピーチやプレゼンでも苦労します。
物事を悪いほうに考える性格は、余計な緊張をもたらす原因になります。
たとえば聞き手の1人が笑ったとき、ネガティブ思考の人は「ばかにされた」と考えます。
せっかく好意的な笑いでも、悪いほうに考えると、余計なストレスを生んでしまうのです。