「あがり症」と聞いたとき、どんな印象を持つでしょうか。
あがり症にはネガティブなイメージが持たれがちです。
もちろん人前でスムーズに話せるほうがスマートなのは事実ですが「短所」と断言するのは大げさです。
見方や生かし方さえ変えれば、あがり症は、短所ではなく長所になるからです。
たとえば「自分があがり症」という自覚があれば、スピーチやプレゼンでは、入念な準備が必要だとわかるでしょう。
あがり症だからこそ、前向きにほかの人より何倍も努力するなら、立派な努力家です。
あがり症を生かした付き合い方をしていれば、あがり症は長所に変わります。
就職活動でも、あがり症なので人の何倍も準備をしているエピソードを紹介すれば、採用担当者の心を動かせます。
また、あがり症は「繊細な心の持ち主」「洞察力が鋭い人」とも言えるでしょう。
「相手からどう見られているか」と察する力が強い。
細かい作業や人間心理に関する仕事なら、あがり症を強力な武器として生かせます。
「あがり症を絶対悪いこと」と思い込まず「あがり症にも良いところがある」と考えてください。
あがり症は、短所ではなく長所です。
素晴らしい可能性が秘められています。
あがり症も個性の1つ。
自分のチャームポイントとして生かしたほうが、あがり症と上手に付き合えます。