執筆者:水口貴博

人前で緊張しない30の方法

15

いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。

いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。 | 人前で緊張しない30の方法

人前で話すのが苦手な人には、ある傾向が見られます。

「いつも同じ層の人とばかり接している」という傾向です。

話をするのは、仲のいい人とばかり。

苦手な人とは、できるだけ接しないようにしている。

そうした人が、急にさまざまな層の人前に出て話をすることになれば、緊張が高ぶって当然です。

慣れていないことを突然するのですから、心理的な摩擦が大きい。

緊張と興奮の連続で、あたふたするでしょう。

仲のいい人や同世代の人とばかりつるんでいても、なかなか成長ができません。

人前で緊張したくないなら、普段の心がけが大切です。

普段から幅広い層の人と話すようにしましょう。

親・兄弟・親戚。

部下・同僚・上司・社長。

近所のおじさん・おばさん。

行きつけのお店の人。

「年齢が違う人」だけではありません。

「立場が違う人」「肩書が違う人」「考え方が違う人」など、あらゆる層が対象です。

できるだけ人との壁を作らず、自分から積極的に話しかけます。

相手と話が合わないかもしれませんが、相手に関心を持って話せば、違和感を楽しめるようになります。

この心がけは、間接的に人前で緊張しないことに役立ちます。

普段から、幅広い層の人と接することで、幅広い層の人と接する抵抗が小さくなります。

多少摩擦を感じる人のほうが、メンタルを鍛えるトレーニングになります。

普段からトレーニングのつもりで、あらゆる層の人と話すようにしましょう。

言葉遣いや礼儀作法がうまくなるだけでなく、だんだん心理的抵抗も小さくなります。

あらゆる層の人と接することに慣れると「自分はいろいろな人と話ができる」という自信につながります。

人前で話すときの緊張に強くなるのです。

人前で緊張しない方法(15)
  • 普段から幅広い層と接して、コミュニケーションに慣れておく。
聴衆を野菜と思ってみる。
発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。

人前で緊張しない30の方法

  1. 場数を踏むことこそ、最強の緊張対策。
  2. 身近な人に聴衆役をお願いして、リハーサルを経験しておく。
  3. 1人で行うリハーサルも、貴重な練習の1つ。
  4. 1人で練習するときに大切なのは、想像力。
  5. 場所を下見するだけでも、本番の緊張が和らぐ。
  6. ネガティブな様子は想像しない。
    ポジティブな様子だけ想像する。
  7. 全部を覚えると、緊張を促す。
    要点だけ覚えると、緊張しなくなる。
  8. 緊張対策で原稿を準備するなら、文章より箇条書き。
  9. 楽しむ気持ちを大切にすれば、緊張もほぐれる。
  10. 空腹だと、緊張もしやすい。
  11. 発表量を減らすのも、緊張を減らす工夫の1つ。
  12. 完璧主義は、緊張を促す悪魔。
  13. 筋トレで体に自信をつける。
  14. 尿意の我慢は、緊張に悪影響。
  15. いつも同じ層の人とばかり接していては、人前で緊張するのも当然。
  16. 聴衆を野菜と思ってみる。
    発想がユニークであればあるほど、楽しさと面白さで緊張がほぐれる。
  17. ランクの高いスーツには、自信を高める効果がある。
  18. 本番直前まで忙しくして、緊張を感じるほど余裕のない状況にする。
  19. 心の支えになるお守りで、緊張をほぐす。
  20. 冒頭で感謝を伝えると、緊張がほぐれる。
  21. 大きな声を出せば、緊張をはね飛ばす。
  22. 特定の人に向けて話すと、緊張しなくなる。
  23. 人の顔を見るのが苦手なら、遠くを見ながら話すのが有効。
  24. 緊張していることを正直に白状すると、気持ちが楽になる。
  25. 評価は気にすればするほど、緊張しやすくなる。
  26. ゆっくり話すと聞きやすくなる。
    心にも余裕ができる。
  27. 複数人で分担すれば、緊張も分散される。
  28. 本番当日の朝、有酸素運動をする。
  29. 緊張対策の最後の手段は、開き直り。
  30. 本番中にミスをしても振り返らない。
    振り返るなら、本番が終わってからにする。

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