受け取った手紙に「返信不要」と書かれていることがあります。
贈り物を受け取ったとき「お礼はいりません」と言われることがあります。
「気遣いはいりませんよ」という相手の配慮です。
優しい一言を添えられていると、ますます嬉しい気持ちが強くなるでしょう。
「返信不要」「お礼はいりません」とあれば、返事をしたくても控えるかもしれません。
しかし、よく確認してください。
「返信不要」と書かれているだけで「返信禁止」と書かれているわけではありません。
「お礼はいりません」と言われただけで「お礼をしないでください」と言われているわけではない。
禁止ではありませんから、どうしても感謝を伝えたければ、やはり返事をしていいのです。
感謝を伝えて喜ばれることはあっても、迷惑になることはありません。
「返信不要」「お礼はいりません」とあるにもかかわらず、わざわざ返事をしてくれる人には、熱意を感じます。
「返信不要」「お礼はいりません」を、そのまま解釈しないことです。
おそらく相手は「返信不要」「お礼はいりません」と書きつつも、本心では「できれば返事がほしい」と思っているでしょう。
きっと相手は「まさか返事がくるとは思わなかった」と驚くでしょう。
そう考えると「返信不要」「お礼はいりません」とあれば、ますます返事をするチャンスでもあります。
期待していなかった分、お礼や感謝をいつもより強く伝えられます。