あなたには、夢がありますか。
生きる力を身につけたければ、夢を持ちましょう。
小さなスケールではなく、大きなスケールで考えるのがポイントです。
「試験に合格する」という夢では、不十分です。
それは、夢ではなく、目標です。
人生は長いのですから、もっと大きなスケールで考えましょう。
「獣医師になって、多くの動物たちを助けたい」
「研究者として、医学の進歩に貢献したい」
「語学力を生かして、国をつなぐ架け橋になりたい」
家事や育児に専念する人でも「立派な子どもに育てたい」「地域の活性に力を尽くしたい」などの夢を持てるはずです。
人は、夢がなくても生きていけます。
しかし、夢を持ったほうが、もっと力強く生きられます。
夢とは何か。
夢とは、生きる力を与えてくれるものです。
夢を持つと、生きる方向が定まり、心と体が生き生きします。
「その方向に向かおう」
「頑張るぞ」
「こうしてはいられない」
燃えるような意気込みが出てきます。
生きがいが生まれ、人生に張りが出てくるのです。
意気込みを止めようと思っても、止められなくなるでしょう。
大きな夢を持ちましょう。
達成するのが難しい夢を持つくらいが、ちょうどいい。
達成できるかどうかは、後回しでいいのです。
達成が難しい夢のほうが、より長く、生きがいを楽しめます。
地球上で夢を持つことができるのは、人間だけです。
人間だけが持つ機会と能力を大いに生かしましょう。