落ち込んで、下を向いていませんか。
たしかに元気がないときは、下を向いてしまいがちです。
力がなくて、体がだるくなれば、下を向く気持ちもわかります。
しかし、ここが正念場です。
うまくいかないから、下を向くのではありません。
下を向くから、うまくいかないのです。
元気は、下を向くだけで失われる性質があります。
信じられないなら、試しに下を向いて、自分の感じ方を確かめてみてください。
どう感じますか。
おそらく暗い気持ちが、もっと強くなっていくでしょう。
下を向く姿勢になると、脳が「この人はやる気がない」と判断して、体の元気をもっと奪うようになります。
体がもっとだるくなったり、吐き気がしたり、ふらふらしたりするはずです。
視線は近くを見ることになり、落ち着きません。
下を向くから元気が出ず、うまくいかないのです。
下ではなく、前を向きましょう。
前を向くと、元気が出てきて前に進めます。
前を向く姿勢になると、脳が「この人は元気がある」と判断して、体の内側からパワーがみなぎってきます。
視線は遠くを見ることになるため、視野が広がり、心もだんだん落ち着いてくるでしょう。
元気がないときこそ、前を向き続けることが大切です。