社会人になると、学生時代の友人と急に連絡を取りづらくなります。
学生時代は「永遠の関係」と思う仲でも、いざ社会人として仕事を始めると、疎遠になりがちです。
最悪の場合、人間関係が切れてしまうこともあります。
その理由の1つは「忙しい」という言葉です。
友人から「社会人になって調子はどう?」と尋ねられたとき、正直に「忙しい」と答えます。
社会人になったばかりですから、覚えることも多く、目まぐるしい日々になるでしょう。
もちろん正直な返事なのでしょうが、ここがポイントです。
あなたが「忙しい」と言えば、友人は「そうだよね。忙しいよね。今後は連絡しにくくなるな」と思うでしょう。
あなたを大切に思う友人だからこそ、迷惑にならないように配慮します。
その結果、連絡を取る回数がだんだん少なくなり、疎遠になるのです。
だからこそ、大切な友人の前では「忙しい」という言葉には要注意。
人間関係を保つためには、もう少し言葉遣いを工夫しましょう。
「忙しい」と答えそうな場面では「忙しいけど時間を作る」と言いましょう。
あなたの優しい気持ちが伝われば、友人も「自分も忙しいけど時間を作る」という流れになるでしょう。
社会人になっても、友人関係を保つことができるのです。