執筆者:水口貴博

スーツの寿命を長くする30の方法

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スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。

スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。 | スーツの寿命を長くする30の方法

スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意です。

もちろんにおいや汚れが気になれば、すぐクリーニングに出したほうがいい場合もあります。

汚れやにおいが目立つスーツのままでは、相手に不快を与え、ビジネスにも影響するでしょう。

しかし、深く考えることなく、頻繁にスーツをクリーニングに出しているなら、頻度を見直したほうがいいでしょう。

クリーニングは、やりすぎると、消耗を早めます。

クリーニングには、欠点があります。

ドライクリーニングであれ、ウェットクリーニングであれ、衣類に負荷がかかる点です。

クリーニングは、処理の都合上、ある程度のダメージを与えます。

普通に水で洗濯すれば、色落ちしたり繊維が薄くなったりしますが、それはクリーニングでも同じこと。

程度の差はあれ、色落ちしたり繊維が薄くなったりします。

たとえば、スーツを毎月クリーニングに出すのは、考え直したほうがいいでしょう。

ワイシャツは肌に触れるため、頻繁なクリーニングが必要ですが、スーツは大事に扱えば、頻度を抑えられるはずです。

そのための、ブラッシングであり、木製のハンガーです。

「スーツを休ませる」という手入れも、クリーニングの頻度を抑える意味があります。

スーツのクリーニングは、3カ月に1回程度が一般的です。

「1シーズンに1回程度」を目安にするとわかりやすいでしょう。

においや汚れが気になる場合は、その限りではありませんが、適切な頻度を心がけたほうが、スーツも長持ちするのです。

スーツの寿命を長くする方法(23)
  • スーツのクリーニングは、においや汚れが気になる場合を除き、3カ月に1回程度を目安とする。
同じ柄のスーツを毎日使いたい。

スーツの寿命を長くする30の方法

  1. スーツの手入れは、仕事の手入れであり、心の手入れ。
  2. 手入れとは、言い換えると、節約行為。
    実はお得な作業。
  3. スーツは、物としてではなく、生き物と考える。
  4. スーツを長持ちさせたければ、3種類のハンガーを準備する。
  5. お手入れの最大の難しさは、帰宅直後かもしれない。
  6. スーツをクローゼットに収納する際は、隙間が重要。
  7. ハンガーにスーツを掛けるとき、ポケットの中身は、すべて取り出す。
  8. スーツを長持ちさせたければ、ブラシの最低条件は天然の毛。
  9. スーツを上手にブラッシングする、5つのポイント。
  10. ブラッシングで最も見落としやすいのは、ポケット。
  11. ジャケットのしわは、アイロンの蒸気が効果的。
  12. なぜ、スーツのハンガーは、木製が最適なのか。
  13. アイロンの蒸気を当て終わったジャケットは、すぐクローゼットに収納しない。
  14. 1日着たスーツは、1日以上は休ませたい。
  15. スラックスは、専用ハンガーを使って、しわを伸ばす。
  16. スラックスのブラッシングは、ハンガーに吊した状態が最適。
  17. スラックスのアイロンがけは、当て布が必須。
  18. 定期的に虫干しをしよう。
  19. アイロンがけに自信がなければ、思い切ってクリーニング。
  20. クリーニングに出すときに意識したい、5つの心遣い。
  21. ドライクリーニングとウェットクリーニングの違い。
  22. クリーニングから戻ってきた衣類は、袋に入れたまま収納しない。
  23. スーツのクリーニングは、やりすぎに要注意。
  24. 同じ柄のスーツを毎日使いたい。
  25. ネクタイは、小さくても、印象に大きく関わる存在。
  26. スーツが雨で濡れたときの、お手入れの方法。
  27. スーツにタバコのにおいが付いたときの対処方法。
  28. スーツ全体のにおいを取り除く方法は、もっと身近なところにあった。
  29. スーツの手入れと部屋の掃除には、つながりがある。
  30. スーツを長期保管するときの3つのポイント。

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