スーツをクローゼットに何着も並べて収納する様子を思い出してください。
隙間なく、びっしり収納していませんか。
隙間なく並べたほうが、より多くのスーツを収納でき、クローゼットを効率よく活用できると思うかもしれません。
たしかに限られた空間を効率よく活用する意味では、1つの方法ですね。
しかしこれでは、出し入れの際、スーツ同士がこすれるため、生地を傷める原因になります。
また、通気性も大変悪くなります。
汗が乾燥しにくかったり、かびが発生しやすくなったり、においが服から服に移ったりしやすくなるのです。
スーツをクローゼットに収納する際は、隙間が重要です。
スーツとスーツの間を適度に空け、通気性のよい状態で収納しましょう。
隙間が広い分には問題ありませんが、最低でも2センチほど開けておくほうが安心です。