執筆者:水口貴博

人生に迷ったとき30の言葉

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生きがいが1つしかないのは、危ない。

生きがいが1つしかないのは、危ない。 | 人生に迷ったとき30の言葉

あなたの生きがいは何ですか。

「仕事が生きがいです」

「子どもが生きがいです」

「お酒が生きがいです」

生きがいの内容は、人によってさまざまでしょう。

もちろん生きがいは、何であろうと自由です。

生きがいの善しあしを、人にとやかく言われる筋合いはありません。

好みや価値観は人それぞれですから、どんな生きがいでも大丈夫です。

少し変わった生きがいであっても、本人がそれを大切に思っているなら、立派な生きがいになります。

大切なのは、生きがいの「内容」ではありません。

生きがいの「数」です。

生きがいが1つしかないのは危ない

「生きがい」という壮大な響きのせいでしょうか。

無意識のうちに「生きがいは1つだけ」と思い込んでいることがあります。

無意識のうちに「生きがいは1つであるべき」と思い込んでいる人もいるかもしれません。

もちろん生きがいが1つであってもいいのですが、ここで注意したいことがあります。

生きがいが1つだけの場合、失ったときのリスクが大きすぎます。

もし生きがいを失ったらどうなるでしょうか。

生きる希望を失い、ぼうぜんとするでしょう。

生きる意味がわからなくなり、途方に暮れてしまうでしょう。

絶望して、生きる気力を失うかもしれません。

人生は何があるかわかりません。

生きがいを失う可能性がゼロという人はいません。

生きがいが死ぬまで続けばいいですが、あるとき何らかの事情で生きがいを失うこともあるでしょう。

会社に長く勤めていても、定年退職を迎えれば、いずれ現役から退くことになるでしょう。

子どもが成長すれば、進学・独立・結婚を機に、いずれ親元を離れることもあるはずです。

お酒が生きがいであっても、健康上の理由から、お酒が飲めなくなることも考えられます。

生きがいが1つしかないと、何らかの事情で生きがいを失ったとき、強烈な絶望を感じます。

「生きている意味がない」とため息をつくでしょう。

抜け殻のような状態になり、途方に暮れてしまうでしょう。

無気力になったり自暴自棄になったりするかもしれません。

人生が真っ暗になってしまい、生きる力を失ってしまうのです。

世の中を見てください。

あるとき生きがいを失ったため、無気力や自暴自棄に陥る人が少なくありません。

生きがいが1つしかないと、それを失ったときのリスクが甚大です。

「私から○○を取ったら何も残らない」というセリフは、かっこよく聞こえますが、実際は大変危ないのです。

生きがいは、2つ以上作ろう

生きがいを失ったとき、絶望しないためにはどうすればいいのでしょうか。

リスク対策として、生きがいを2つ以上持っておくことをおすすめします。

生きがいが2つあれば、ひとまず安心です。

生きがいが3つあれば、もっと安心です。

生きがいそれぞれの関係も、自由です。

重要度が同じ生きがいを、2つ以上持つのもよし。

「メインの生きがい」「サブの生きがい」というように、優先関係のある生きがいを2つ以上持つのもよし。

生きがいが2つ以上あれば、万一、生きがいを1つ失ったとしても、絶望しなくて済みます。

生きがいの数を制限する必要はありません。

生きがいを2つ以上持つのは、人生のリスク対策に役立ちます。

生きがいが2つ以上あると、人生を豊かに生きることができる

生きがいを2つ以上にするメリットは、それだけではありません。

生きがいが1つだけより、2つ以上あるほうが、楽しみを感じることが増えるため、人生を豊かに生きることができます。

日常の彩度や明度が高まり、人生がより華やかになります。

生きがいは、生きる力と生きる目的に関係している重要な要素です。

もし生きがいが1つしかないなら、2つ目や3つ目の生きがいを作りましょう。

生きがいを2つ以上作ることは、あなたの人生に必ず役立ちます。

人生に迷ったとき言葉(17)
  • 人生のリスク対策として、生きがいは2つ以上持っておく。
人と会うときだけ、おしゃれをするのではない。
人と会わないときも、おしゃれを楽しんでみよう。

人生に迷ったとき30の言葉

  1. 答えを探すから、見つからない。
    ヒントを探せば、すぐ見つかる。
  2. 嬉しいことが起きるのを待つのではない。
    嬉しいことを起こしにいこう。
  3. 落とし物を拾ったら、100パーセントいいことができる場面。
  4. 諦めの悪い人が、成功する。
  5. いらいらしたときは、如来様の表情を思い出そう。
  6. 調子が悪いときは、調子が悪くてもできる仕事をする。
  7. 「グッド」をつけるだけで、あらゆる不幸がポジティブに変わる。
  8. 人の本性は「足元」に現れる。
  9. 「私らしくない」と思ったとき、どうするか。
  10. キーマンを探すのではない。
    自分がキーマンになるのだ。
  11. 暇とは、豊かと幸せの象徴。
    あなたに足りないのは、暇を作って楽しむ姿勢。
  12. 調味料を使わなくても、簡単においしさを倍増させる3つのポイントとは。
  13. 会議は、積極的に発言しないと出席の意味がない。
    少しうるさいと思われるくらいでちょうどいい。
  14. 冗談は「適度」と「過度」のラインを見極めておく。
    冗談を言いすぎると、かえって信用を落とす。
  15. 思っているだけでは何も変わらない。
    現実を変えるのは行動しかない。
  16. 人生最高のギャンブルとは。
  17. 生きがいが1つしかないのは、危ない。
  18. 人と会うときだけ、おしゃれをするのではない。
    人と会わないときも、おしゃれを楽しんでみよう。
  19. 人生の浮き沈みは、あってないようなもの。
    遠くから見れば、平らにしか見えない。
  20. 旬の食材を食べると、健康寿命が延びる。
  21. 間違った行いで勝つくらいなら、正しい行いで負けたほうがいい。
  22. 悩みを聞くときは「感情移入」が大切。
    感情移入ができる人は、すてきな聞き上手になれる。
  23. 勉強すれば成功できるとは限らないが、成功している人は必ず勉強している。
  24. 初期不良があったときは「交換」「返品」を楽しむ場面と思う。
  25. 成功すれば、幸せになるとは限らない。
    成功したから、不幸になることもある。
  26. 「もう二度としない」と誓うだけでは不十分。
    二度とできない仕組みを作る。
  27. 心労は、心の中で暴れ回る悪魔。
    減らす努力をしないと、減らない。
  28. いくら努力しても報われないことは、素直に「才能がない」と認めよう。
  29. 友人が困っているときこそ、あなたの出番。
  30. 成功は、小鳥のようなもの。
    小さな羽ばたきでも、高く遠くへ飛んでいける。

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