執筆者:水口貴博

面接で注意したい30の言葉遣い

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「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。

「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。 | 面接で注意したい30の言葉遣い

「すみません」

謝罪をするときの、代表的な言葉の1つです。

面接官とのやり取りで、不手際や不注意などを指摘されれば、言い訳をせず、まず素直に謝ることが大切です。

しかし「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせます。

「履歴書に未記入があるよ」と指摘されたとき「すみません」と謝る。

「声が小さいですよ」と言われたとき「すみません」と謝る。

「もう少しわかりやすく説明してくれますか」とお願いされたとき「すみません」と謝る。

ひどく悪い態度ではありません。

しかし、どことなく印象が悪いのです。

「すみません、すみません」と謝ってばかりでは、話が続かず、会話の雰囲気が暗くなります。

単調な謝罪ばかりでは、心がこもっていないような印象も与えるでしょう。

禁句ではありませんが、余裕があれば、できるだけ別の表現に言い換えたほうが賢明です。

謝罪の言葉にも、さまざまな言い方があります。

「申し訳ございません」

「たしかにおっしゃるとおりです」

「承知いたしました」

「今後、注意いたします」

「見落としておりました」

「ご指摘、ありがとうございます」

謝罪の言葉に変化を加えたほうが、誠意を持ってわびている様子が伝わりやすくなります。

謝罪の言葉を豊富にすることで、知的な印象を与えられるでしょう。

こうした表現を使うだけでも、謝罪における悪印象を緩和することができるのです。

面接で注意したい言葉遣い(11)
  • 謝罪の言葉は「すみません」以外を使う。
「安定に引かれた」は、面接では禁句。

面接で注意したい30の言葉遣い

  1. 敬語を話せない原因の大半は、年上と話す機会が少ないこと。
  2. 言葉遣いを本当に注意しなければいけないのは、余裕がないとき。
  3. 素晴らしいアピールも、若者言葉を使うと、立派な印象が半減する。
  4. 「乱れた言葉遣いはすべて控える」と考えれば、使用範囲が明確になる。
  5. 面接で使っていい略語もある。
  6. どんな自己紹介でも、きれいに締めくくる一言。
  7. 「一応」が含まれた発言は、好感を得にくい。
  8. 「御社」という言葉を使いすぎると、言葉の説得力が弱くなる。
  9. 「御社しか受けていません」という一言は、便利でも禁句。
  10. 「勉強をさせてください」はNG。
    「勉強します」はOK。
  11. 「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。
  12. 「安定に引かれた」は、面接では禁句。
  13. 積極性を表現するポイントは「もちろん」というキーワード。
  14. なぜ「やりがいのある仕事をしたい」という一言は、禁句なのか。
  15. 小さな企業でも「小さな企業」とは言わない。
  16. 「やる気がある」と言うだけでは、やる気は伝わらない。
  17. デリケートな質問をするときには、ワンクッションを置くほうがスムーズ。
  18. 面接官が興味を持たない話なら、さっと話題を切り替える。
  19. 「どの企業も1番」という濁した答え方では、強い入社意欲が伝わらない。
  20. 「御社が第1志望です」という嘘に、ためらいを感じるときの考え方。
  21. どんなに面接官の話し方が親しげでも、ため口にはならない。
  22. クッション言葉を使えば、風変わりな回答も怖くない。
  23. 母校をけなした瞬間、不採用の確率が急上昇する。
  24. 「どんな仕事でもします」と思っても、正直に言わないほうがいい。
  25. 感情的な発言は、感情をコントロールできない未熟さを露呈するだけ。
  26. 自分の意見は、間違っていようが変わっていようが、はっきり主張したほうがいい。
  27. 残業ができない事情を話すときに印象をよくする、3つのポイント。
  28. 面接官が乱れた言葉遣いでも、応募者は正しい言葉遣いを心がける。
  29. 話が間延びしたときは「以上です」の一言で、切れ味を演出。
  30. 面接の最後を、きれいに締めくくる言葉。

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