「すみません」
謝罪をするときの、代表的な言葉の1つです。
面接官とのやり取りで、不手際や不注意などを指摘されれば、言い訳をせず、まず素直に謝ることが大切です。
しかし「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせます。
「履歴書に未記入があるよ」と指摘されたとき「すみません」と謝る。
「声が小さいですよ」と言われたとき「すみません」と謝る。
「もう少しわかりやすく説明してくれますか」とお願いされたとき「すみません」と謝る。
ひどく悪い態度ではありません。
しかし、どことなく印象が悪いのです。
「すみません、すみません」と謝ってばかりでは、話が続かず、会話の雰囲気が暗くなります。
単調な謝罪ばかりでは、心がこもっていないような印象も与えるでしょう。
禁句ではありませんが、余裕があれば、できるだけ別の表現に言い換えたほうが賢明です。
謝罪の言葉にも、さまざまな言い方があります。
「申し訳ございません」
「たしかにおっしゃるとおりです」
「承知いたしました」
「今後、注意いたします」
「見落としておりました」
「ご指摘、ありがとうございます」
謝罪の言葉に変化を加えたほうが、誠意を持ってわびている様子が伝わりやすくなります。
謝罪の言葉を豊富にすることで、知的な印象を与えられるでしょう。
こうした表現を使うだけでも、謝罪における悪印象を緩和することができるのです。