企業への電話は、営業時間内にかけましょう。
営業時間内なら、いつでも電話をかけることができます。
ただし、できれば忙しくなりやすい時間帯は避けたほうがいいでしょう。
電話対応がよくても、忙しいタイミングに電話がかかってくれば、相手も丁寧な対応が難しくなります。
できるだけ相手の負担にならない時間帯に電話をかけたほうが、お互いにとって余裕があります。
電話を避けたいのは、次の3つの時間帯です。
まず最も避けたい時間帯は「昼休み中」です。
一般的には、12時から13時までが昼休みとされています。
休憩を電話で邪魔されると、やはりいい気持ちはしないでしょう。
次に避けたい時間帯は、始業の30分以内です。
始業直後は、朝礼があったり、メールの確認で忙しかったりします。
忙しくなりやすい時間帯であるため、できるかぎり避けたほうが安心です。
忘れがちなのが、終業の30分前です。
帰り支度を始めている最中に電話があるのは、気持ちがいいとは言えないでしょう。
定時は企業によって異なります。
必要がある際は、就業時間を念のため確認しておくといいでしょう。
定時を過ぎれば、電話は翌営業日に回すのがマナーです。
電話をかけても、担当者が不在であることが多いでしょう。
担当者がいたとしても、気持ちや時間に余裕がなく、丁寧に対応してもらえない場合が目立ちます。
これらの時間帯さえ避ければ、相手も余裕を持って電話に応対してくれるはずです。
ただし、緊急の場合は、この限りではありません。
急ぎの用件がある場合は「遅くに失礼いたします」と一言言ってから話し始めましょう。