面接では不思議なことに、同じ学歴でも、通る人と通らない人にわかれます。
たとえ身長や体重、学歴や資格も同じであったとしても、通る人と通らない人にわかれるのには、それなりに理由があります。
「印象」です。
面接のときの第一印象は、人を見るときの最も重要とされるポイントです。
面接官が「この人がいいな」と決めるのは、履歴書に書かれている数字などではなく、本人から受ける印象によって判断しています。
数字には、人間性が表れていません。
優しいか、礼儀正しいか、マナーを持っているかといった、最も大切な「人間性」までは、数字で表すことはできないのです。
ここで代わりに大切になってくるのが「印象」です。
面接官はいつも「数字」で人を評価するより「印象」で人間を見ています。
面接官が決断するときには、数字などは単なる参考程度にとどめ、印象こそが最も価値の高い評価ポイントと考えているのです。