決断力を身につけるために、夢を持つようにしましょう。
夢を持てば、自然と決断力もついてきます。
夢を持つことで自分の中に「判断基準」が生まれるからです。
たとえば、私には「みんなに幸せになってもらいたい」という夢があります。
私のすべての決断は「みんなに幸せになってもらいたい」という夢から「判断」します。
たとえば、私が普段読む本は、いつも幸せ関係をテーマにした本ばかりです。
どんな本を読もうかと本屋に行けば、目の前にいっぱいの本が並んでいます。
その中から、自分が読むべき本を決めるときには、自分の夢をいつも思い出します。
自分の夢に少しでも近づけるような本を見つけ、読むようにしています。
いくらたくさんの本があっても、夢があれば、それを基準にすればいいだけですから、簡単に決めることができるわけです。
本だけではありません。
寝る時間や起きる時間も、本を書くためにうまく調節して、決めています。
明日は本を書くために早起きしようと思ったら、早めに寝ます。
本を少しでもたくさん書くために早起きします。
このように読む本だけでなく、起きる時間や寝る時間が、自然と決められています。
休日の過ごし方、友人との雑談の内容など、生活のいろいろなところで上手に選択し、決断ができるようになります。
私にとってなにより叶えたい夢のために、日々の生活が正しく選択されているわけです。
さて、今度はあなたに当てはめてみましょう。
あなたには、夢がありますか。
夢があるなら大丈夫です。
この本を読まなくても、いつの間にか夢を基準に、上手に選択と決断ができているはずです。
もし、夢がなければ、今からでも遅くはないので、まず夢を持つようにしましょう。
自分の好きなことが、あなたの夢です。
夢があれば、張りのある毎日を過ごせます。
やるべきことが簡単にわかり、決断ができるようになります。
決して間違っても、夢のない人生を送るのはやめましょう。
「生まれてしまったから、仕方なくただ生きる」という人生だけは送らないようにしましょう。