執筆者:水口貴博

30代がしておきたい30のこと

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「35歳」というキーワードに、振り回されない。

「35歳」というキーワードに、振り回されない。 | 30代がしておきたい30のこと

「35歳」というキーワードしたさまざまな言葉が、飛び交っています。

「転職をするなら、35歳まで」

「起業をするなら、35歳が適齢期」

「35歳を過ぎて、お金持ちになることはない」

もちろんこうした言葉は、参考になります。

多くの統計から導き出された言葉ですから、一定の傾向はあるのでしょう。

参考する分には、いいのです。

しかし、うのみにするのはよくありません。

あくまで傾向であり、絶対ではないからです。

それを証明するのが、転職雑誌や起業雑誌です。

雑誌に掲載されている体験談を見てみましょう。

35歳を超えてから行動してうまくいったケースは、山ほどあります。

ケンタッキー・フライドチキンの創始者カーネルサンダースは、64歳に起業しました。

遅い起業ではありますが、世界的な事業展開に成功しています。

転職や起業などの適齢期は、あってないようなものなのです。

最も恐れたいことは、35歳という年齢を意識しすぎて、早まった行動をしてしまうことです。

焦ってしまうと、冷静な判断を失います。

取り返しのつかない選択をしてからでは、遅いのです。

世間がいう35歳というラインは、あくまで世間の声です。

参考にはなりますが、絶対ではありません。

参考にしつつも、振り回されないことです。

大切なことは「適齢期は自分で決める」ということです。

自分のキャリアや希望に応じて計画を立て、冷静に行動します。

自分の状況に応じた計画が、最も頼りになります。

世間の声より、心の声です。

自分の考えに耳を傾け「今だ」と思ったときが、適齢期なのです。

30代がしておきたいこと(23)
  • 適齢期は、自分で決める。
30代の生活が、繰り返しになっていませんか。

30代がしておきたい30のこと

  1. 30代は、自分の人生を振り返る、最初のタイミング。
  2. 当初の計画からずれていたときの、2つのパターン。
  3. 30代は、必ず一度は、焦りを経験する。
  4. 素晴らしい40代を想像しないと、素晴らしい40代はやってこない。
  5. 30代になると、ようやく親と対等に話ができるようになる。
  6. 30代は、親と対等に会話できる最初で最後の10年間。
  7. 親とのわだかまりは、30代のうちに解消する。
  8. 仕事が本当に楽しくなるのは、30代から。
  9. 20代の失敗体験から、教訓を作る。
  10. 自己投資の勢いを、緩めない。
  11. 30代から言い訳が、通用しなくなる。
  12. 素直に過ちを認め、謝り、改善する姿勢を持つ。
  13. 30代らしい風格は、責任から発生する。
  14. 自分を否定するのは、悪いことではない。
  15. これからは「やらないこと」も大切になる。
  16. 部下への教育は、自分への教育でもある。
  17. わかってほしいばかりでは、年を取った子どものまま。
  18. 自社の経営に関心を持つと、仕事のセンスが向上する。
  19. 重荷が増え始める30代。
    大切なことは、不要な荷物を下ろすこと。
  20. 仕事の可能性に行き詰まったときは、転職という道もある。
  21. 「もう年だから」と言うから、余計に老け込む。
  22. 30代に求められる、出会いに行く姿勢。
  23. 「35歳」というキーワードに、振り回されない。
  24. 30代の生活が、繰り返しになっていませんか。
  25. 週に1冊の本、1本の映画、1回の外食。
  26. 「今さら習い事なんて恥ずかしい」と思わない。
  27. 子どもと過ごす時間を逃した後悔をする親は、意外に多い。
  28. 健康診断で気をつけたいのは、基準値からわずかに外れている項目。
  29. あなたは今、国を動かす力を持っている。
  30. 結婚しないことで、得られる幸せもある。

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