高校生は、いつも何かに焦る時期です。
何に焦りを感じるのかというと、あらゆることです。
勉強をいくらしても、勉強量が足りない気がします。
部活動にいくら打ち込んでも、練習量が足りないような気がします。
恋愛がきちんとできない自分に、もどかしさを感じます。
これからどんどん老けていくことに、恐怖を感じます。
年齢と比べて、心が成長していないことに悲しくなります。
将来の夢も進路もはっきりしていないことに、情けなくなります。
高校時代は、人生で最も学生生活が楽しい時期です。
その楽しい時間がどんどん減っていくことにも、焦りを感じます。
不安、危機感、憂鬱の連続です。
すべてが足りないような気がして「このままではいけない」と、はらはらどきどきする時期なのです。
焦っている自分は変ではないかと思いますが、そうではありません。
焦りを感じていない高校生なんていません。
私も高校時代は、焦ってばかりでした。
大切なことは、焦ったときこそ行動です。
焦りを感じる状態とは、言い換えれば、モチベーションが高い状態です。
心のエンジンに火がついています。
焦りは、消すのではなく、モチベーションに変えるものです。
「このままではいけない」と思ったときこそ、行動力に変えましょう。
焦っている分、勢いよく行動できるはずです。
「このままではいけない」と思っているから、いい高校生活が送れるのです。