受験期は、ナイーブです。
受験は、人生を決める一大イベントです。
受験勉強では、勉強にも気合が入ります。
ただ、将来を決める受験だからこそ、将来への不安が常にのしかかります。
緊張感も高まり、周りからのささいな一言にいらいらさせられます。
特に厄介なのが、親からの一言です。
たとえば「本当に大丈夫なの?」という発言です。
親は、子どもの成績を心配しただけです。
しかし、受験生には、しゃくに障る言葉です。
たった一言ですが、繊細な受験生の心に突き刺さり、いらいらが大きくなるのです。
問題は、親から何か傷つく言葉を言われたときに、どう対応するかです。
ただ「うるさい」と怒鳴るだけでは、いけません。
気持ちはわかりますが、親を余計に心配させ、小言を増やすだけです。
では、どうするかというと、正直に気持ちを伝えるのです。
「今ぴりぴりしているから、そういうことは言わないでほしい」と、はっきり言いましょう。
感情的ではなく、落ち着いて冷静に伝えます。
言葉をあやふやにせず、はっきり言ったほうが、お互いのためです。
親も過去に、受験を経験したことがあるはずです。
子どもの受験を邪魔したい親なんていません。
あなたがきちんと主張しないと、親はどういう言葉で傷つけているのか、わかりません。
あなたがきちんと主張するから、親も態度を改めてくれます。
子どもから発言を注意されれば、受験を応援したい親は、今後、発言に気をつけてくれるのです。