自分を好きになれなくても、好きになるしかありません。
自分は、この世で絶対に否定をしてはいけない人物です。
自分が嫌いになることは、自分を否定することです。
自分を否定することは、この世から消してしまうことと同じです。
生きているのがつらくなって、当然です。
自分が好きになれない理由は、主観的すぎるからです。
間近で見ると、よく見えすぎるため、気持ち悪く見えるものです。
きれいなバラの花は、目の前で見ると、気持ち悪く見えます。
きれいな絵画も、間近で見ると、気持ち悪く見えます。
かわいい犬も猫も、間近で見ると、怖いです。
人間も同じです。
自分と最も近い距離にいる人は、自分です。
自分では、自分のことがよく見えすぎるため、気持ち悪く感じます。
長所さえも、気持ち悪いと思ってしまうのです。
もう少し自分と距離を置き、客観的になってみましょう。
1つ、いい方法があります。
鏡を1枚、用意します。
鏡に映った自分を見ながら「こんにちは」と、挨拶してみましょう。
「自分」という他人がいるように思え、いい距離感がつかめます。
変な顔でも変な性格でも、離れてみると、いい味をしたキャラクターです。
この世にたった1人しか存在しない、貴重な存在です。
欠点があっても、障害があっても、ダメな性格でもいいのです。
「そんな自分が愛らしい」と思うことです。
自分は、この世で、最も愛すべき人物です。
自分を好きになれば、生きているのが楽しくなります。