自分の特徴は、自分ではわかりません。
自分は近すぎるため、よく見えません。
近すぎるから、見間違えていることもあります。
自分では、自分のあらゆる特徴を「普通」と思う傾向があります。
お金の使い方も、話し方も、行動パターンも、自分では普通と思うため、特徴がはっきりつかめないのです。
そこでおすすめしたいのが、友人に聞くことです。
できるだけ親しい友人に「客観的に見て、私にはどんな特徴があるか」と、尋ねてみましょう。
変な質問ですが、大事な質問です。
こうした質問をしたことがないと思いますが、だからこそ、ぜひ質問してほしいのです。
自分では「大雑把な性格」と思っても、友人からは「几帳面」という、逆の答えが返ってくるかもしれません。
自分では「目つきが悪い」と思っても、友人からは「優しい目」という答えが返ってくるかもしれません。
1人だけでなく、複数人から聞けば、より具体的に知ることができます。
「信じられない」と思う指摘もありますが、しっかり聞き、重く受け止めましょう。
実際、親しい友人からの意見は、かなり正確です。
友人からの指摘が、自分では気づかなかった特徴を知るきっかけになります。
意外な癖を知ることができれば、改善のきっかけになります。
意外な習慣を知ることができれば、自分の長所や短所を知る手がかりになります。
自分のことは、できるだけ早く知るに超したことはありません。
学校の勉強より大切です。
自分を知りたければ、他人に聞くのが一番なのです。