平日が忙しいと「休日くらいはゆっくり寝させてほしい」と思います。
いつも夜が遅いため、休みの日は、昼ごろまで寝ている人も多いでしょう。
このとき、不思議な経験をします。
昼ごろに起きて、食事をしていると、気づけば夕方なのです。
「えっ。もう1日が終わりなの。まだ何もやっていないよ」と焦ります。
不思議と、1日が短く感じられます。
実りのある行動は、まだ何もできないのです。
嬉しいような悲しいような気分をした人も、多いのではないでしょうか。
1日の長さは、起きている時間で決まるのではありません。
起きた時間で決まるのです。
早く起きるほど、1日は長く感じます。
遅く起きるほど、1日は短く感じます。
早起きは、フライングスタートのようなものです。
誰もまだ行動していないときから、行動を始めるのは快感です。
早朝は、人がまばらであるため、何をするにもスムーズです。
少し眠いかもしれませんが、あらゆる仕事がスムーズに進む快感が、眠気を吹き飛ばします。
短い時間に、多くの仕事を片付けることができるため、1日の質が高くなります。
おかげで、1日が長く感じられるだけでなく、有意義にも感じられます。
1日を少しでも有意義に生きたいと思えば、早起きです。
早起きは、人生を有意義に過ごす習慣の1つです。
1日の勝負は、すでに朝で決まっているのです。