「疲れたなあ」
そう思ったとき、疲れの様子を振り返ってみましょう。
疲れなんて同じではないかと思いますが、違います。
疲れには、2種類あります。
「嫌いなことをする疲れ」と「好きなことをする疲れ」。です。
今、自分が感じている疲れは、どちらの疲れか、よく考えてみましょう。
同じ疲れでも、似て非なるものです。
一番の違いは、精神面です。
嫌いなことをする疲れには、肉体的な疲労に加え、精神的な疲労もあります。
心の中に、暗雲が立ち込めているような雰囲気です。
嫌いなことをしているため、気持ちが暗くなります。
大きなため息をついた後、泣きそうになるのです。
一方、好きなことをしても、疲れます。
好きなことをしても、肉体的な疲労がありますが、精神的には充実します。
体は疲れても、気持ちは明るいです。
気持ちが明るいおかげで、体の回復も早いです。
大きなため息をついた後、深呼吸をして「よし。また頑張るぞ」というやる気がみなぎります。
人生に疲れは、つきものです。
疲れるのはいいとしても「疲れの質」が大切です。
今の自分は、どちらの疲れですか。
嫌いなことをして、気持ち悪い疲れ方になっていませんか。
どうせ疲れるなら、嫌いなことをする疲れより、好きなことをして疲れましょう。
好きなことをして、気持ちのいい疲れ方をしましょう。