嘘をつくのはよくありません。
普通に嘘をつくと、誰かが傷つきます。
しかし、普通の嘘はダメでも、大げさな嘘をつくのはOKです。
同じ嘘でも、意味合いが違います。
大げさな嘘は、もはや冗談です。
聞いた瞬間、明らかに嘘だとわかります。
嘘であると、相手がはっきりわかるなら、傷つくことはありません。
大げさな嘘は、周りの人を笑わせたり楽しませたりできます。
たとえば、友人を食事に誘うときです。
「普通のレストランを知っているよ」と誘うのでは、つまらないです。
普通ほど、つまらない言葉はありません。
「普通なら、別に行きたくない」と思ってしまいます。
普通のレストランにもかかわらず、テンションが下がります。
そういうときこそ、大げさな嘘です。
「世界一おいしいレストランを知っているよ」と言って、誘ってみましょう。
大げさな言葉から、明らかに嘘とわかります。
しかし、そう言われると、テンションが上がります。
「よし。じゃあ、行ってみようではないか」と乗り気になります。
大げさな嘘は、自分も相手も、ぱっと明るくなれます。
嘘も、一線を越えると、人を幸せにするのです。