「心の視力」を持っていますか。
私たちが一般的にいう視力とは「肉眼の視力」をいいます。
肉眼の視力は、物体の位置・形状などを見分ける目の能力です。
しかし、視力とはいえ、肉眼の視力だけではありません。
心の視力もあります。
心の視力とは、相手の心を見る力のことです。
「どのくらい深くまで、相手の心を正確に感じることができるか」ということです。
自分のことばかり考え、相手の気持ちを考えない人は、心の視力が弱い状態です。
心の視力が高い人は「相手はどんな気持ちになっているのだろうか。どう接すればいいだろうか」と考える余裕があります。
相手の心を感じることができれば、ふさわしい言葉や態度もわかり、人間関係がスムーズになります。
トラブルを未然に防いだり、喜んでもらったり楽しませたりできるようになります。
自分の気持ちも大切ですが、相手の気持ちも考えましょう。
心の視力は、人間関係に必要な、大切な視力です。
使うほど、鍛えられます。
心の視力は、未来を明るくする力があるのです。