疲れやストレスがたまったとき、何をしようとしますか。
手軽に手を出しやすいのは、やはりお酒ではないでしょうか。
お酒を飲むと、意識がぼんやりして、いい気持ちになりますね。
血行がよくなり、ストレス発散にも役立ちます。
一時的ではありますが、つらい現実を忘れることもできます。
しかし、これはあくまで、適量の場合の話です。
気分転換やストレス発散に効果的なアルコールとはいえ、度が過ぎると、状況が一転します。
二日酔いになったり、健康を害したりなど、つらい現実が余計にひどくなることがあります。
つらい現実から逃げようとして、現実がさらに悪くなるのでは、意味がありません。
とりわけ、つらいときほど、お酒の量も増えやすいため、注意が必要です。
つらいときは、お酒より、本がおすすめです。
言葉も、アルコールと同じように、気持ちよく酔えます。
本を読めば、力強い言葉や文章に、たくさん出合えます。
「いい言葉だ」と思うとき、元気とやる気が出てきます。
「いい話だ」と思うとき、勇気と希望が出てきます。
アルコールとは違い、本はいくら読んでも、健康を害することはありません。
考え方がポジティブになり、問題解決の名案が思いつきます。
現実的な改善に向かいやすくなります。
つらいとき、何に酔うかで、人生が決まるのです。